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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

音楽家の悩みを解決するブログ

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彼女が守りたかったもの

2020年11月5日

雑記

かみさんのヨガの仲間で僕ともお互いに知っているガン患者の方がいました。   どういういきさつからか、ある時点から病院でのガン治療を断りヨガや鍼灸などで治そうとしていて、もともと鍼灸はガンを得意とする治療院にずっと通っていました。   ところが病状が進んで出かけるのが難しく...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(3)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(3)

2020年11月3日

管楽器奏者のアンブシュア不調

管楽器で音を鳴らすために絶対に必要なもの、それは息です。   アンブシュアをどれだけ固く閉じても、舌をどれだけ強く突いても、そこに息の流れがなかったら音は鳴りません。   アンブシュアや舌でやるべき仕事は息の量、強さ、速さ(どのように表現するのであれ)とのバランスで決まり...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(2)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(2)

2020年10月31日

管楽器奏者のアンブシュア不調

口まわり(アンブシュア)や舌という問題発生個所以外で見るべきところは胴体です。   アンブシュアに関しては特に脊椎の動きを調整する必要があります。   そのためには金管楽器の奏法(アンブシュアモーション)理解が役立ちます。   なのでアンブシュアモーションに...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(1)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(1)

2020年10月29日

管楽器奏者のアンブシュア不調

管楽器奏者のアンブシュアやタンギング不調をどう調整するかはなかなか難しい問題です。   アンブシュアに関わる表情筋は皮筋であるため骨格を動かす筋肉と比べてとらえどころがないですし、また舌のように顔面頭蓋の内側にある筋肉は実際になにが起こっているのか観察困難だからです。   ...

コンディションをわざわざ落とすための練習はよろしくないの詳細へ

コンディションをわざわざ落とすための練習はよろしくない

2020年10月23日

雑記

コンディションがらみで今日も1つ。   必要以上に体をいじめぬくような練習法。   またこれを良しとするような風潮、文化。   学校により、また部によってもいろいろですが学校時代の部活吹奏楽などで体験していて「ああ、あったな」と思い出す人は多いのではないでし...

ツボでパフォーマンスが上がる?の詳細へ

ツボでパフォーマンスが上がる?

2020年10月22日

整動鍼

当院の施術ではツボに鍼をして試奏してもらい変化を確認しながら進めていきます。   以前、声楽の方の背中のツボに1つずつ鍼をして声出ししてもらったことがありました。   鍼1本だけして声出ししてもらい、その鍼を抜いて別のツボにやはり1本だけ鍼をして声出ししてもらうのを繰り返...

整動沼にはまるの詳細へ

整動沼にはまる

2020年10月15日

整動鍼

当院には指の不調に悩む音楽家が多く来院されます。   演奏家にとって手は商売道具ですから、できれば手に鍼を入れて欲しくないという人も中にはいらっしゃいます。 (実際には手にも安全に鍼できるのが鍼灸師です)   整動鍼を知る前にそんな患者さんを見ていたあるとき偶然使った大...

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冬支度

2020年10月6日

雑記

朝晩が冷え込んできました。   冬になると当院の板張りの床はとても冷たくなります。   1階の床ですからもともとの武蔵野平原の寒さほぼそのまんまです。   エアコンでいくら温めても床の冷たさはどうしようもないんですよね。   そこで本格的な冬が...

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デジタル・ピアノがやってきた

2020年10月4日

雑記

当院にデジタル・ピアノがやってきました。   ご縁あって今回ゆずり受けることができました。 20年くらい前のローランドFP-3、コンパクトに見えますが88鍵あります。   電子とは言えタッチは実機を模して作られており低音で重く高音で軽い、またダイナミクスも反映します...

イタリア人は前歯の上下を常に開けてしゃべってるのか?の詳細へ

イタリア人は前歯の上下を常に開けてしゃべってるのか?

2020年10月3日

喉や声のトラブル

僕が行っていたアレクサンダー・テクニークの学校には、大学で演劇を教える先生やプロの歌手(かつアレクサンダー・テクニーク教師でもある)も教えに来ていました。   もちろん教えていたのはアレクサンダー・テクニークですが、そういう背景ある先生なのでちょいちょいボイス・トレーニング的な内容が入...

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脊椎のツボと声の響き

2020年10月2日

喉や声のトラブル

先日、高い声が上にひっくり返ってしまう症状の方がいらして鍼で施術しました。   いつものとおり、状況を確認するため施術前に声出しをしてもらいます。   そのとき母音の「イ」でテストされてるのが気になり「どうしてイで歌うんですか?」と聞いたところ、「イの母音が一番症状が出や...

はぶせと暴力との詳細へ

はぶせと暴力と

2020年9月30日

雑記

「はぶせ」という言葉はなじみがないかも知れません。   僕が育った地方の方言なんで当たり前です。   意味は「仲間外れ」です。   人に対して使うと、いじめであり、差別であり、存在の無視でした。   中学時代、1人の男子生徒がパンツをぬがされ教...

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アレクサンダー・テクニークに基づいた呼吸の本

2020年9月29日

アレクサンダー・テクニーク

リチャード・ブレナン『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法 ― アレクサンダー・テクニークで息を調律する ―』(医道の日本社)を読みました。   鍼灸専門の出版社である医道の日本が出したアレクサンダー関係の本。   鍼灸師でアレクサンダー・テクニーク教師としては読まな...

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お腹のツボと呼吸の関係

2020年9月27日

東洋医学

このところ、戦前の名人鍼灸師だった沢田健について書かれた『鍼灸真髄』(代田文誌著、医道の日本社)を読んでの雑感を記しています。   今日は3回目でとりあえず最後です。   肋骨の動きを制約するもの、それは体の前面にもあります。   分かりやすいのは腹筋 &...

名人は膏肓を神堂の位置に取ったと聞いての詳細へ

名人は膏肓を神堂の位置に取ったと聞いて

2020年9月23日

東洋医学

この4連休、少々時間が取れたので『鍼灸真髄』(代田文誌著、医道の日本社)を読み直していました。   この本は戦前の名人鍼灸師だった沢田健の弟子、代田文誌が先生の施術を見学して学んだことをまとめたいわば私的なメモのようなものです。   巻末の著者略歴から時系列を確認すると、...

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養生はけっこうめんどい

2020年9月19日

東洋医学

養生は簡便で日々取り組むことのできるもの。   こう書きながらなんですが、養生はけっこう面倒くさいものでもあります。   今のままでは将来病気になりそう、なので今の自分の行動を変えるわけです。   変えるのは習慣です。   たとえば僕であれば腰...

鍼灸は意外と養生には向かない?の詳細へ

鍼灸は意外と養生には向かない?

2020年9月17日

東洋医学

「3回以上来院してくれるのはせいぜい2割程度です。」   鍼灸学校の先生に言われた言葉です。   伝統的ないわゆる"気"を整える鍼灸を標榜している、全国でも最大規模の鍼灸師団体における大御所の先生の数字としてそう言われました。   この数字をどう考えたら良い...

主訴:ソの音程を取れるようにしたいの詳細へ

主訴:ソの音程を取れるようにしたい

2020年9月13日

喉や声のトラブル

美学校というところがあるのをその方がいらして初めて知りました。   ウィキペディアによると「入学試験・資格はないが、学校法人でないため卒業しても得られる資格はない。講師には芸術分野の著名人が多く、講義内容は各講師が学生の意見を聞きながら決め、自由闊達な学びの場として知られる。一方で経営...

鍼灸で楽に姿勢が整うのは矯正しないからの詳細へ

鍼灸で楽に姿勢が整うのは矯正しないから

2020年9月4日

整動鍼

鍼施術をしていると患者さんの姿勢に気がつくことはよくあります。   たとえば肩甲骨を指標に背中のツボを取るとき、そもそも肩甲骨の高さが左右で違ったりとか、あおむけに寝てもらったときの足の爪先の向きが違うとか。   三国志に出てくる名医 華佗(かだ)は、病人の背中にランダム...

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