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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

背中が痛い・呼吸が浅い

こんな症状がある方に

 

  • 呼吸するだけで背中が痛くて楽器を吹くのがつらい
  • 体をひねると痛くて思いきったボウイングができない

  • 肩甲骨のあたりやわき腹が何をするにも痛い
  • 紙パックジュースをストローで吸うとき背中がピキっといった
  • 咳やくしゃみをきっかけに痛みが出て後ろを振り向けない
  • ふとしたはずみで背中に電気が走ったような痛みを感じた

 

背中の痛み・呼吸が浅い原因

ここでは胴体の背面のうち肋骨のあるエリアを背中とします。おおむね左右の肩甲骨にはさまれたところとそれよりやや下までが含まれます。内部に肺があり呼吸時に動くところなのでブレスで痛みを感じやすいところでもあります。

 

背中が痛くなる原因はさまざまなものがあります。

 

大きく分ければ骨、神経、内臓、そして筋肉に由来するものがありますが、多くは筋肉に由来する痛みです。そして鍼灸は筋肉に由来する痛みに高い効果を発揮します。

 

また内臓に由来する痛みの中には、心筋梗塞や大動脈解離など命にかかわる疾患がからむものもありこのような場合は早急に病院の受診が必要です。

 

骨に由来する痛み

 

骨に由来する痛みにはたとえば胸椎圧迫骨折があります。高齢で骨がもろくなっていると、尻もちやくしゃみ、重いものを持ち上げるなどなにげないきっかけでも骨折しやすくなっています。本人も気づかないまま、ただの背中の痛みだと思っていたのが実は骨折ということもあります。

 

神経に由来する痛み

 

帯状疱疹による肋間神経痛が背中に出ることもあります。この場合の痛みは肋骨に沿って皮膚表面が「ジクジク」「ピリピリ」と痛みます。

 

内臓に由来する痛み

 

内臓の疾患が背中の痛みとして感じられるものです。急を要するものとして心筋梗塞や大動脈解離などがあります。突然の激しい痛みが特徴で、心筋梗塞では「胸をえぐられるような」、大動脈解離では「引き裂かれるような」痛みと表現されます。このような場合には救急治療が必要です。

 

また肝臓や腎臓の疾患、胃潰瘍などが背中の痛みとしてあらわれることもあり注意が必要です。熱がある、安静にしても痛い、体重が減る、1か月以上続く場合は病院の受診をおすすめします。

 

筋肉に由来する痛み

 

背中の痛みの多くは筋肉由来です。

 

たとえばデスクワークで一日中パソコンに向かっていると背中が張ってきます。これは同じ姿勢を長時間維持することで背中の特定の筋肉が使われてこわばってくることによる痛みです。音楽家も長時間の練習、演奏中そんなに大きく姿勢を変えないなど当てはまる要素が多くあります。日常的に同じ姿勢でいると体がその形を覚えてしまい別の姿勢をとるのが苦手になります。あおむけで寝ると痛いが横を向いて寝ると楽になる場合、体を起こしているときの力みが抜けないためである可能性があります。

 

また、ふいになにかの動作をしたときにいためることがあります。わたしも紙パックジュースの最後の一滴をストローで吸い込むときにピキっとやったことがあります。突然電気が走るような、筋肉がつるような痛みです。一回やってしまうとわずかな動きで痛みが走るので慎重に動かざるを得ません。そういう期間がしばらくつづきます。しかし背中という部位は上に頭、左右に腕、内部に肺がありあらゆる動作の影響を受けます。呼吸しただけで動くところなのでとてもつらいです。管楽器ならブレスしただけで激痛が走り、弦楽器ならボウイングで腕を動かしただけで痛みが出たりします。ピアノやオルガンなら遠くの鍵盤を弾く体勢がつらいかも知れません。

 

鍼灸はこのような痛みを緩和ないし取り去るのが得意です。

 

背中の痛み・呼吸の浅さに対する鍼灸

「背中という部位は上に頭、左右に腕、内部に肺がありあらゆる動作の影響を受けます」と書きました。実はここにヒントがあります。

 

ためしに手はグー、腕に思いきり力を入れて息を吸ってみてください。肋骨の動きが制約され呼吸しづらいと思います。またお腹が楽な状態で後ろをふり向いたときと腹筋に力を入れた状態でふり向いたときでは、後者の方がはやく限界がきます。後ろのものを取りたいからもう少し体をひねって・・・とがんばると背中をグキっとやりそうなことがイメージできるでしょう。

 

このように体が動きづらいとどこかに無理がかかり痛みを生じやすくなります。そしてその原因は痛む場所と別なところの緊張にあることが多いです(むしろ原因となるところはがっちり固めて守られていてなんともなかったりします)。そのため痛むその場所をみるだけでは解決はむずかしく、原因となる緊張を見極めることが必要です。

 

鍼灸は筋肉の緊張をゆるめるのが得意です。

 

しらべの施術では原因になったところの緊張を解いて脊椎や肋骨が動きやすい環境をつくります。動きが回復すると痛みも消えていきます。早ければ鍼をした瞬間から変化があらわれます。

 

また痛む動き・場所、そして原因の緊張には一定の関係性があることが分かっています。そのおかげで厳選した少数のツボだけで効果をあげられるようになりました。少ない鍼(3~7本)で、体にやさしい施術を実現しています。しかも原因にアプローチするため持続的な効果を期待できます。

 

背中の痛み・呼吸の浅さの症例

しらべで実際に施術した背中の痛み・呼吸の浅さに関する症例です。一部をご紹介します。

 

 

 

 

≫ 背中の痛み・呼吸の浅さの症例をもっと見る

 

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