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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

施術コンセプト

 

自己回復への方向づけ

体にはもともと治ろうとする力があります。たとえばなにかにつまづいても足が出て姿勢を直すので転びません。このときいちいち頭では考えておらず体が勝手にバランスをとってくれます。

 

痛みや不調の多くは崩れたバランスを自力では戻せない状態です。体は刻々と変化し治ろう治ろうとしていますが、どこかにブレーキがかかっています。

 

逆に言うとブレーキを外してあげれば自己回復力がはたらいて不調から脱することができます。しらべの治療方針は体の自己回復を促して自然と治るように方向づけることです。

人体の連動を回復させる

ブレーキを外すカギは連動にあります。

 

腰痛に手のツボ、腹痛に膝下のツボなど、症状のある局所から離れて効くツボがあります。鍼灸(はりきゅう)では昔から伝えられていました。この背景には離れた二点間で引っ張り合うという体の構造があります。

 

たとえば手と腰は引っ張り合う関係にあり、手が緊張すると腰も緊張してバランスをとります。手をゆるめると腰もゆるむことでやはりバランスをとります。こうした関係を連動と呼んでいます。

ツボによる人体の調律

体には連動のネットワークが張りめぐらされています。

引っ張り合う力が過度に強いところ、あるいは弱いところでは動きに狂いが生じやすいと考えます。その状態が固定化すると痛みや不調などの症状があらわれます。引っ張り合う力を調整してバランスを回復すると動きの無理が直り症状も消えていきます。

 

この連動のネットワークを調整する点がツボです。調律師がチューニングピンでピアノを調律するように鍼灸師はツボで身体を調整します。

 

しらべでは連動を読み解くことにより少数のツボで効果を引き出します。必要なツボを厳選するので、一度のセッションで使うツボは3~7か所。ハリに苦手意識がある方でも安心です。

全体観察と全体バランス

少数のツボで効果をあげるために、できるだけ根本の原因に近づく必要があります。そのため症状のある局所だけ見るのではなく、全体観察をします。また症状が複数ある場合にも、それぞれの関係性に着目して調整します。

たとえばピアノを弾くとき指に痛みがあれば背中の緊張を確認します。

 

歌を唄っていて声がかすれたり喉が詰まる感じがするなら足の緊張の有無を診ます。

 

管楽器奏者のアンブシュアやタンギングが思うようにいかない場合は胃腸の疲れにも気を配ります。

 

体は全体がつながっており症状がいくつあっても実は同じ原因から生じていることもあります。

 

どこか一か所に不具合があると他の部分にも影響が出ます。根本の原因を探るために演奏環境やスケジュールを含む全体を観察します。一見無関係に思える話が原因を突き止めるヒントになることがありますので、気になることはすべてお話しください。

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