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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

音楽家の悩みを解決するブログ

鍼とアンブシュア・モーションを組み合わせて金管奏者の不調脱却をはかるの詳細へ

鍼とアンブシュア・モーションを組み合わせて金管奏者の不調脱却をはかる

2020年9月2日

管楽器奏者のアンブシュア不調

金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。   高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...

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鍼の半数必中界

2020年8月31日

整動鍼

「半数必中界」というとなにやらおどろおどろしい語感ですが、大殺界とかああいうたぐいの言葉ではありません。   打ち放ったものの半分が的からどのくらいのエリアに当たるかを表す専門用語です。   別の言葉では平均誤差半径というそうで、50%の確率で当てることのできる円の半径の...

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渾身の開魄

2020年8月25日

整動鍼

先日、ひどい首肩こりに悩むヴァイオリン奏者の方がいらして、整動鍼のツボ「開魄(かいはく)」を使いました。   鍼灸の症例が検索できるツボ辞典『ツボネット』に開魄の位置はこう書かれています。   「足の甲で母指と示指の間で示指よりにある。」 (画像は『ツボネット』から...

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バジル先生の吹奏楽相談室

2020年8月24日

アレクサンダー・テクニーク

バジルさんの新しい本『バジル先生の吹奏楽相談室 よくわかる指導編』と『バジル先生の吹奏楽相談室 たのしく上達編』(学研)が出ました。   この本は著者バジルさんの他に各楽器それぞれ専門の奏者が執筆したコラムがあります。   そうしたコラムのうち、コントラバスのページを...

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この夏のできごと(その2)

2020年8月20日

雑記

先日、羽化したものの羽が折れたまま広がってしまったアゲハの成虫。   鉢植えの木の根元で力つきていました。   一方、前回のブログでサナギだったアゲハはといえば、、   その後数日して羽の模様が透けて見えるほどになりましたが、、   ...

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攻めている本

2020年8月18日

東洋医学

某鍼灸師のブログの過去記事で紹介されていたのを見て読んでみました。   寄金丈嗣著『ツボに訊け!―鍼灸の底力』(筑摩書房)   すごいことを活字にするなあと思いました。   鍼灸の業界の人にとって都合の悪いことも容赦なく書かれています。   ...

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この夏のできごと

2020年8月15日

雑記

8月も折り返しです。   まだまだ暑いですが空気感はすでに秋の気配になってきました。   数年前からベランダにプランターを置いてミントとかパセリとか育てています。   枯らさないよう水だけはやっていますがそれほど真面目ではなく、虫がついたらついたでなりゆきに...

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ツボ・スナイパー

2020年8月14日

整動鍼

先日は整動鍼の勉強会に参加してきました。   そこであらためて言われたのは、ツボは(原則として)皮膚面に垂直にとらえること。     グレイの解剖学から骨格の側面図を借りてきました。   赤い点がツボとします。   患者さんの体...

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アンブシュア不調から回復したクラリネット奏者の話

2020年8月11日

管楽器奏者のアンブシュア不調

数年前にアンブシュア不調でご相談いただいたクラリネット奏者の方とひさしぶりにお会いしました。   当時は吹こうとすると顎に意図せざる力が入り、リードをかみ過ぎて音が鳴らなくなるような症状でした。   幸い、今はそういうことはなくなっています。   どういった...

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中国古典理論とのつきあい方

2020年8月2日

東洋医学

昨日から梅雨明け。   いきなりの夏空で暑い一日でした。     先日ふれた大阪大学近藤先生のブログがおもしろくて他の記事も読みふけってしまいました。   特にこの2つ。   ≫ 生命科学でインディジョーンズしよう(前編) &...

東洋医学は美しいの詳細へ

東洋医学は美しい

2020年7月29日

東洋医学

鍼灸の古典理論には現代人には不可解な概念が出てきます。   陰陽五行、相生相克、五行色体などなど。   どこでか忘れましたが、もともとファンタジーゲームの仮想世界が好きな鍼灸師が「この世界はこういう設定」と思ったらすんなり受け入れられたという話を見ました。  ...

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今回はちょっとだめでした

2020年7月24日

ディストニア

右手指に巻き込みの症状があるギター奏者の方。   第4指(薬指)、第5指(小指)が意図に反して屈曲してしまいます。   初めの5回は週に1度の頻度でみせていただき症状に効果のあるツボが分かったので、それ以降は月に1度にして半年くらい継続しています。   調子...

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すでにできていることを活用する

2020年7月22日

ディストニア

アンブシュアの不調により中低音域の発音とタンギングが困難なチューバ奏者の方。   病院ではアンブシュア・ディストニア疑いと言われたそうです。   去年の秋から月に1回くらいで定期的に来院されています。   ヘ音第1線上のGから下が課題の音域です。 &nbs...

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整動鍼基礎3編を修了しました

2020年7月18日

整動鍼

去年秋から取り入れている整動鍼、基礎とされる3編を修了しました。   基礎3編とは「脊柱」「四肢」「腹背」でそれぞれ症状のある部位ごとにまとめられた内容です(ツボの位置ではない点に要注意)。   僕の場合は腹背編から始めてその1か月後に脊柱編を受けました。  ...

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書を置いて観察しよう

2020年7月13日

整動鍼

昨日の話に関連してもうひとつ。   「鍼灸は即効性がある」   鍼灸を受けたことのある人でこういうふうに言う人がいます。   僕もそう思います。   一方で当の鍼灸院の側がこう言うこともあります。   「少しずつ体質を改善し時間を...

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易経を学ばずに済んだはなし

2020年7月12日

整動鍼

「経穴は効くものではなく、効かすものである。」   昭和のお灸の名人、深谷伊三郎の言葉だそうです。   鍼灸学校に行ってたころはとにかく全部学んで全部レベルアップしなきゃいけないので考える余裕がありませんでした。   卒業してしばらくするとはたと思います。 ...

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クラリネットの替え指と経穴のはなし

2020年7月10日

東洋医学

同じ音を違う指使いで出すことを替え指と言います。   プロのクラリネット奏者が書いた替え指の記事を読んで目が開きました。   ≫ クラリネットの替え指のこと2   特に上から3段目のシ♭。   たった1つの音に4つの替え指があるんですね。 &...

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ウェブサイトとコミュニケーション

2020年7月9日

雑記

最近、ウェブサイトを作り直しています。   鍼灸院がサイトを持つ意味はコミュニケーションです。   みなさんが困っていることを解決する力があればそこに需要と供給が成り立ちます。   しかし鍼灸院がなにを解決できるのかみなさんが知らなければこの両者が出会うこと...

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