鍼とアンブシュア・モーションを組み合わせて金管奏者の不調脱却をはかる
2020年9月2日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。 高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...
2020年9月2日
管楽器奏者のアンブシュア不調金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。 高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...
2020年8月24日
アレクサンダー・テクニークバジルさんの新しい本『バジル先生の吹奏楽相談室 よくわかる指導編』と『バジル先生の吹奏楽相談室 たのしく上達編』(学研)が出ました。 この本は著者バジルさんの他に各楽器それぞれ専門の奏者が執筆したコラムがあります。 そうしたコラムのうち、コントラバスのページを...
2020年8月20日
雑記先日、羽化したものの羽が折れたまま広がってしまったアゲハの成虫。 鉢植えの木の根元で力つきていました。 一方、前回のブログでサナギだったアゲハはといえば、、 その後数日して羽の模様が透けて見えるほどになりましたが、、 ...
2020年8月11日
管楽器奏者のアンブシュア不調数年前にアンブシュア不調でご相談いただいたクラリネット奏者の方とひさしぶりにお会いしました。 当時は吹こうとすると顎に意図せざる力が入り、リードをかみ過ぎて音が鳴らなくなるような症状でした。 幸い、今はそういうことはなくなっています。 どういった...
2020年8月4日
アレクサンダー・テクニーク新型コロナの影響で中止・延期を余儀なくされた演奏会。 小規模のアンサンブルなど、厳重な感染対策を取りながらポツポツと再開されるようになりました。 そんな中、鍼の施術でいらしているアマチュア奏者Aさんも近々本番があるとのこと。 「昔から本番ですごく...
2020年8月2日
東洋医学昨日から梅雨明け。 いきなりの夏空で暑い一日でした。 先日ふれた大阪大学近藤先生のブログがおもしろくて他の記事も読みふけってしまいました。 特にこの2つ。 ≫ 生命科学でインディジョーンズしよう(前編) &...
2020年7月27日
ディストニアアメリカに金管アンブシュアの専門家、ウィルケン氏という人がいます。 彼はディストニアではないのに「ディストニアである」と宣言されてしまうことの危険性についてブログに書いています。 ≫ Embouchure Dystonia Treatment – Some Que...
2020年7月24日
ディストニア右手指に巻き込みの症状があるギター奏者の方。 第4指(薬指)、第5指(小指)が意図に反して屈曲してしまいます。 初めの5回は週に1度の頻度でみせていただき症状に効果のあるツボが分かったので、それ以降は月に1度にして半年くらい継続しています。 調子...
2020年7月22日
ディストニアアンブシュアの不調により中低音域の発音とタンギングが困難なチューバ奏者の方。 病院ではアンブシュア・ディストニア疑いと言われたそうです。 去年の秋から月に1回くらいで定期的に来院されています。 ヘ音第1線上のGから下が課題の音域です。 &nbs...
2020年7月21日
ディストニア吹き始めに口元から息が漏れてしまうクラリネット奏者の方。 以前、アンブシュア・ディストニアと言われたことがあるそうです。 実際に吹いてもらうと確かに音が鳴る前に息が漏れてしまい、思ったタイミングで発音していませんでした。 一方で全然鳴らないのでは...
2020年7月18日
整動鍼去年秋から取り入れている整動鍼、基礎とされる3編を修了しました。 基礎3編とは「脊柱」「四肢」「腹背」でそれぞれ症状のある部位ごとにまとめられた内容です(ツボの位置ではない点に要注意)。 僕の場合は腹背編から始めてその1か月後に脊柱編を受けました。 ...
2020年7月13日
整動鍼昨日の話に関連してもうひとつ。 「鍼灸は即効性がある」 鍼灸を受けたことのある人でこういうふうに言う人がいます。 僕もそう思います。 一方で当の鍼灸院の側がこう言うこともあります。 「少しずつ体質を改善し時間を...
2020年7月12日
整動鍼「経穴は効くものではなく、効かすものである。」 昭和のお灸の名人、深谷伊三郎の言葉だそうです。 鍼灸学校に行ってたころはとにかく全部学んで全部レベルアップしなきゃいけないので考える余裕がありませんでした。 卒業してしばらくするとはたと思います。 ...
2020年7月10日
東洋医学同じ音を違う指使いで出すことを替え指と言います。 プロのクラリネット奏者が書いた替え指の記事を読んで目が開きました。 ≫ クラリネットの替え指のこと2 特に上から3段目のシ♭。 たった1つの音に4つの替え指があるんですね。 &...
2020年7月9日
雑記最近、ウェブサイトを作り直しています。 鍼灸院がサイトを持つ意味はコミュニケーションです。 みなさんが困っていることを解決する力があればそこに需要と供給が成り立ちます。 しかし鍼灸院がなにを解決できるのかみなさんが知らなければこの両者が出会うこと...