日常生活では問題ないが軟口蓋が人より短かった鼻抜けの事例
2019年5月23日
管楽器奏者の鼻抜け管楽器奏者の鼻抜けに関して、以前より鼻咽腔閉鎖不全とそうではない状態の間にグレーゾーンがあって多くの鼻抜けに悩む奏者はこのグレーな部分に入るのではないかと書いてきました。 >>楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消 鼻咽腔閉鎖不全は外見上明らかな特徴...
2019年5月23日
管楽器奏者の鼻抜け管楽器奏者の鼻抜けに関して、以前より鼻咽腔閉鎖不全とそうではない状態の間にグレーゾーンがあって多くの鼻抜けに悩む奏者はこのグレーな部分に入るのではないかと書いてきました。 >>楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消 鼻咽腔閉鎖不全は外見上明らかな特徴...
2019年5月22日
アレクサンダー・テクニーク音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2Days レッスン会(第2回)を6月末に開催します。 1日目は管楽器奏者向け、2日目は弦楽器奏者が対象です。 両日とも午前中は各楽器の演奏上のお悩みに体のプロである鍼灸師と動きのプロであるアレクサンダー・テクニーク教師の視点か...
2019年5月16日
腰痛今年はトランペットのオーディションがたくさんあるのだそうです。 そのせいか、このところオーディションに向けた体のメンテナンスでトランペット奏者の方が続きました。 興味深いことにわりと共通の症状があり、それは腰痛と呼吸のしづらさです。 我々日本人は...
2019年5月14日
コントラバス昨日の記事のおまけです。 Dr. モートンの動画で左手の押弦してる弦と肘の動きを観察。 座奏で楽器がほぼ固定なので両者の関係が分かりやすいです。 同じポジションでも4番線と1番線では肘の位置がまるで違います。 特に4番線なん...
2019年5月13日
コントラバス先日、プロのオーボエ奏者の方から「指はキーのそばである一定の距離のところにそわせるようにする」との話をうかがいました。 ご本人の意図とはちょっと離れるかも知れませんが、なるほど!と思ってさっそくコントラバスではどうなのか見てみました。 題材はベートーヴェン「交響曲...
2019年5月6日
雑記ゴールデンウィークは毎年恒例のアレクサンダー・テクニーク合宿。 今日帰ってきました。 今年はカナダからマルコム・ボーク、アメリカからリンジー・ニューイッターの2人のゲスト講師が来日しました。 Malcolm Balk マルコムは『ラン...
2019年5月1日
コントラバスヴァイオリンの弓の持ち方を教える時には、弦に弓を置いた状態で構えが完成すると教えるそうです。 人からの伝え聞きなので理解が合ってるか分かりませんが、弓だけで持つと長い棒のはじっこで弓の重さ全部を支えることになります。 この状態でいくら持ち方を特訓しても、演奏中の実...
2019年4月28日
アレクサンダー・テクニーク続く時は続くもので一昨日もオーボエ奏者とのアレクサンダー・レッスンでした。 ある程度大き目の音をテヌート気味に長めに保つフレーズのタンギングが以前から苦手というご相談。 やってもらうとタンギング部分がややアクセント気味に聞こえると言えば聞こえます。 ...
2019年4月24日
アレクサンダー・テクニーク先日、アレクサンダー・テクニークのレッスンのさなか、オーボエの高い音から低い音への跳躍について相談されました。 一般論として、同時にたくさん穴をふさぐ時の指、アンブシュア、ソルフェージュ、息などがありそうだなあと一瞬思いましたが、この方自身はそもそもどうやってると思ってるのだろうと...
2019年4月22日
アレクサンダー・テクニーク弦をはじく際に指を巻き込んでしまう現象に10年来悩まされてきた方がいらっしゃいました。 最近はパソコンのタイピングなど楽器以外の動作でも同じ現象が現れるとのお話しでした。 察しのいい方は分かるとおり指のフォーカル・ディストニアに典型的な症状で、この方は実際そのよう...
2019年4月19日
アレクサンダー・テクニーク先月の「音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2 days レッスン会」でのひとコマ。 チェロの参加者の方から高い音への跳躍について相談いただきました。 高い音で左手の指を当ててきれいな音出すの難しいですよね。 指先の向かう方向だったり短くなった弦...
2019年4月18日
座骨神経痛座奏での仕事が多い木管奏者の方が座骨神経痛でいらっしゃいました。 左脚がお尻の後ろからもも裏にかけて痛みが出ます。 座骨神経痛は主に腰椎の問題か骨盤の筋肉(梨状筋)の問題と考えられています。 この方の場合は座っている時間が長くなると悪化、立ち...
2019年4月15日
アレクサンダー・テクニーク「僕は筋トレをしません。」 いつだったか、野球のイチロー選手がインタビューで言ってるのを聞いたことがあります。 楽器演奏ではよく脱力が大事と言われます。 また、速いパッセージで疲れた時にもっと指が回るように鍛えるという話もよく聞きます。 &...
2019年4月13日
アレクサンダー・テクニーク以前このブログでご紹介した(>>こちら)イギリスのコントラバス奏者が書いたアレクサンダー・テクニークの本"the alexander technique for musicians"の翻訳版が今度出ます。 クリックでアマゾンにとびます 著者のジュディット・ク...
2019年4月12日
アレクサンダー・テクニーク僕はアレクサンダー・テクニークの学校に5年も通ってこれを教える資格を取ったのですが、学校の先生の言葉でなかなか違和感のぬぐえない言い回しがありまして、それがこれ。 "Do you believe Alexander Technique ?" (アレクサンダー・テクニークを信じてい...
2019年4月10日
痛みオーボエ奏者の方がいらして、吹いてると右腕がだんだん痛くなることのご相談でした。 楽器を吹いていない素の状態では何ともないとのことだったので、とりあえず吹いてもらいます。 しばらくパラパラと鳴らしてもらって、どうでしたか?と聞くと、痛みが出ていました。 &nbs...
2019年4月10日
ディストニアある時、医療機関でフォーカル・ディストニアの診断を受けたことのある演奏家に聞いてみたことがあります。 「診察では楽器の演奏で症状が出るところを見てもらいますよね?」 僕としてはみなさんが何をもってフォーカル・ディストニアの診断をつけているのだろう?とただ素朴に知り...
2019年4月5日
アレクサンダー・テクニーク今日も少々マニアックなネタで行きます。 アレクサンダー・テクニークを本で読んだ人が必ず目にするキラーワード、プライマリー・コントロール。 創始者のF.M.アレクサンダーが書いた本を読んでみると、どうもこれについての説明が書き変えられた形跡があります。  ...