木管楽器の薬指問題を考える
2019年1月21日
アレクサンダー・テクニーク先日、プロのオーボエ奏者の方がいらして、右手の薬指が動きづらいとのご相談を受けました。 もしかしたらディストニアではないかとの不安もあり(ただし病院は未受診)、また首、肩、背中のコリがひどいとの自覚からそうしたコリのせいで動きが不自由なのでは?と考えて、鍼灸と動きの改善(アレクサン...
2019年1月21日
アレクサンダー・テクニーク先日、プロのオーボエ奏者の方がいらして、右手の薬指が動きづらいとのご相談を受けました。 もしかしたらディストニアではないかとの不安もあり(ただし病院は未受診)、また首、肩、背中のコリがひどいとの自覚からそうしたコリのせいで動きが不自由なのでは?と考えて、鍼灸と動きの改善(アレクサン...
2019年1月20日
アレクサンダー・テクニークちょっと先ですが、3月30日&31日に演奏家の不調をテーマにしたアレクサンダー・テクニークとヨガのワークショップを開催します。 今日はそのご紹介、2日で3コマやります。 3月30日(土)9:30~12:30 クラリネット・オーボエ・サックス奏者のための鼻抜け相談&レッスン会...
2019年1月8日
アレクサンダー・テクニーク趣味でオーボエをなさる方から聞かれました。 「オーボエを構えるのに脇を締めるのと開けるのとどちらがいいんでしょうか?」 結論から言うとどちらでも構えることはできると思います。 考えなければならないのは楽に持てて運指にも無理がないことです。 &n...
2019年1月3日
アレクサンダー・テクニーク地方でプロとして活動するオーボエ奏者の方が月に1回程度いらっしゃいます。 目的はアレクサンダー・テクニークのレッスンです。 昨年の4月ごろに大きな本番で鼻抜けが起こってしまい、それ以来調子を取り戻せなくてご相談いただいたのがきっかけでした。 いら...
2018年12月9日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 アンブシュア不調で一度は鳴らなくなるところまでいったクラリネットの生徒さんとのアレクサンダー・テクニークのレッスン。 前回ブログで取り上げた時は音階が難なくできるまでに回復したところでした。 >>一生忘れら...
2018年12月4日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 最近、自分でも試していてそれなりに効果を感じる体の使い方があります。 それは、肩峰(けんぽう)を前、上の方向にあえて持っていくことです。 鎖骨と肩甲骨の出会うあたりを肩峰といいます。 ここを図のように前、上の方向...
2018年11月28日
しびれこんにちは!ハリ弟子です。 今日は鍼灸の興味深い症例をご紹介します。 イメージ画像 頚椎ヘルニアと診断されたアマチュアのフルート奏者の方がいらっしゃいました。 左手のしびれや動きにくさなどの症状があり、フルート演奏との関係では特に左手...
2018年11月28日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 去年のいまごろ、バジルさんを中心にBody Chanceの仲間と『音が変わる!うまくなる!たのしい吹奏楽』出版の企画に関わっていました。 光栄にもコントラバスの項目をハリ弟子が担当させていただきました。 都内の某吹...
2018年11月23日
頚肩腕症候群こんにちは!ハリ弟子です。 今日は鍼灸の話題です。 ずっと読んでいただいているとお分かりになるかも知れませんが、このブログにはオーボエの話がよく出てきます。 というのも、bodytuneは鍼灸でもアレクサンダー・テクニークでもオーボエの方に多くご...
2018年11月21日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 昨日のブログ、オーボエ奏者とのレッスンでもう1つ提案したことがあります。 それはブレス後に再度アンブシュアをセットするところです。 みなさんはブレスで口を開ける際、上あごを上げて口を開けますか? それ...
2018年11月20日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 昨日書いたブログ、息だけで音楽を奏でる練習がいきなり役に立ちました。 鼻抜けから思うように吹けなくなってしまったプロのオーボエ奏者の方とのレッスン。 遠方なのに熱心な方で、月に1回予定を調整して東京にいらっしゃいます。...
2018年11月19日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 久々にクラリネットを練習しました。 アンブシュアに不調があってアレクサンダー・テクニークのレッスンに来ている生徒さん、音階は難なく吹けるところまで戻ってきました(>>一生忘れられない音階が聴けたレッスン)。 ...
2018年11月13日
雑記こんにちは!ハリ弟子です。 昨夜は知人のファゴット奏者中澤さんにお誘いいただいて、珍しいダブル・リードのアンサンブルを聴きに行きました。 アンサンブル・エスプレッソ、今回で第28回演奏会だそうです。 チラシに写るエスプレッソ・コーヒーがおしゃ...
2018年10月30日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 アンブシュア不調のクラリネット奏者とのアレクサンダー・テクニークのレッスン。 ハリ弟子とのレッスンの中で初めて音階を吹いてくれました。 なんの問題もなくて逆にびっくりしました。 なにしろアンブシュ...
2018年10月23日
痛みこんにちは!ハリ弟子です。 今日はこよみでは霜降(そうこう)。 朝方は雨も冷たく、急に寒くなりましたね。 今日ほどではないですが、その日も急に気温が下がったころでした。 出先で「今日診てもらいたいのですが」とメールをいただき...
2018年10月18日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 アンブシュアの不調でいらしているクラリネット奏者とアレクサンダー・テクニークのレッスンでのこと。 もうかなり回数を重ねてきているのであまりハンズ・オンは使いません。 出したい音のこと、口周りの違和感のことに加えて、今の...
2018年10月15日
雑記こんにちは!ハリ弟子です。 8月の末頃からアレクサンダー・テクニークの生徒さんに楽器を貸していただいてクラリネットを始めました。 >>クラリネットはコントラバスより重かった やってみると分かることっていっぱいあります。 ...
2018年10月9日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 以前、扁桃腺の形、大きさが原因で楽器を始めた当初から鼻抜けが起こっていたクラリネット奏者の話をご紹介しました。 >>扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け あらためて簡単に説明すると、通常は軟...
2018年10月10日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 最近、MRI画像の動画でいろんな人の頚椎(けいつい)、要は首の骨の動きを見比べています。 下の図のC1からC7までを頚椎と言います。 MRI画像を見ているとこの図のような教科書的弯曲(前弯)の人もいれば逆の人もいた...
2018年10月8日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 先日途中で終わってしまった息の支えの備忘録、今日は最後までまとめます。 息の支えって、息を吸いながら吐くという拮抗した動きをあえて同時にやりながら楽器を吹くことです。 一見無駄に見えることをなんでやる必要があるのか、あ...
2018年10月6日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 最近クラリネットを始めることで「息の支え」ということについて思うことがあったので備忘的に書いてみます。 息の支えについてはバジルさんのブログでも種々書かれていて、ハリ弟子の理解もこれに基づいています。 >>...