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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

演奏会直後の背中の痛み

" 痛み "

2018年10月23日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日はこよみでは霜降(そうこう)。

 

朝方は雨も冷たく、急に寒くなりましたね。

 

今日ほどではないですが、その日も急に気温が下がったころでした。

 

出先で「今日診てもらいたいのですが」とメールをいただきました。

 

電車の時間を調べて返信し、急いで江古田に戻りました。

何度かいらしていただいているオーボエ奏者の方で、数日前から演奏中に背中が痛くなってしまったようです。

 

演奏会当日まで我慢してなんとか仕事は乗り切って、本番終了してすぐのメールでした。

 

治療院で詳しくお話しうかがうと、呼吸に合わせて痛みがあり吐く時はここ、吸う時はここ、と別々の場所がピンポイントで痛むとのこと。

 

管楽器でこれはさぞかしつらかったと思います。

 

聞くと数日前のリハーサル開始から痛みが出始め、今は楽器を吹いてなくても普通の呼吸で痛みがありました。

 

肋骨の背中側の筋肉が一部緊張したままになっているようです。

 

このところの冷え込みを頭の隅に置きながら、腰に炭のお灸を置いて温めます。

 

同時並行で上位胸椎と肩甲骨の動きを改善するため、要所要所に鍼をします。

 

再度、痛むところの反応を確認して最後はピンポイントのお灸をしました。

 

奥でこり固まっているものをふわっと浮かせて散らすようなイメージで、熱すぎないように調節しながら何度も灸を置きます。

 

ちょっと手こずりましたがなんとか緊張が解けて痛みもおさまってくれました。

 

管楽器奏者で呼吸がしづらい、痛いというのは大変なつらさですからね。

 

今回もお役に立てて良かったです。

 

ハリ弟子の働きかけに応えてくれた患者さんのツボに感謝です。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

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