音楽家の悩みを解決するブログ
ミントで胃の動きが止まる!?
2018年6月22日
雑記こんにちは!ハリ弟子です。 先日、日経メディカルの記事で胃の内視鏡検査で使う抗蠕動(ぜんどう)薬にミント水を思いついた医師の話が出ていました。 これに気がついたきっかけは何とラジオで、ミミズをミント水にひたしてあげると動きが止まると解剖学者が話すのを聞いたこと...
扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け
2018年6月21日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 ハリ弟子のところにアレクサンダー・テクニークのレッスンに通ってくれている生徒さんに、初めて楽器を吹いた時から鼻抜けしていた人がいます。 病院での治療と並行してレッスンを続けていましたが、ようやく原因が分かりました。 扁...
腰を積極的に使うことで左手が楽になったコントラバス奏者
2018年6月20日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 アレクサンダー・テクニーク、アマチュアのコントラバスの方とのレッスンです。 移弦かつポジション・チェンジをともなう左手の指が難しいので何とかしたいとの望みでした。 試しに何度か弾いてもらうと、弾きながらネックがゆれ...
息は吐いたら自然に入ってくる?
2018年6月18日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 管楽器のブレスへのアドバイスで、「息は吐いたら自然に入ってくる」という言葉をよく聞きます。 要は自然な呼吸がやっていることを邪魔せず体がやるようにまかせましょうという趣旨だと思います。 ハリ弟子はなかなかそれを腑に落と...
頭痛にこのツボ、大椎
2018年6月19日
頭痛こんにちは!ハリ弟子です。 先日かみさんが頭痛になりました。 かみさんはパソコンを打っていて座ったままの姿勢だったので、なんとなく打ちやすいという理由で大椎(だいつい)に1本だけ鍼をしました。 大椎は背中のツボで首の付け根の大きな骨が触れたら...
フィリップ・スミスがディストニアの体験を話す
2018年6月16日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 フィリップ・スミスと言えばニューヨーク・フィルハーモニックの元首席トランペット奏者です。 素晴らしい演奏をします。 世界トップの1人です。 その彼が2013年の終わりにアンブシュア・ディストニアと診断...
ディストニアはどうして起こるのか
2018年6月15日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 音楽家のディストニアがなぜ起こるのかはっきりとは分かっていませんが、現在のところ、脳の機能との関係が有力視されています。 特に脳の周辺抑制と機能局在の重複です。 周辺抑制 脳細胞はとてもおしゃべりです。 放っておく...
ディストニアの治療法と再訓練
2018年6月14日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 『どうして弾けなくなるの? <音楽家のジストニア>の正しい知識のために』(音楽之友社)はスペインのディストニア専門医療機関「テラッサ芸術医学生理学研究所」の人たちが書いた音楽家のディストニアに関する専門書です。 この中で...
名称がややこしいディストニア
2018年6月13日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 ディストニアという病態があります。 ジストニアと言った方が通じるかも知れません。 元の英語のスペルが"Dystonia"なのでディの方が音が近いですが、Generalの意味がゼネラルでもジェネラルでも変わらないように、...
自分で学ぶ生徒さんの話
2018年6月12日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 鼻抜けがきっかけで半年近くアレクサンダー・テクニークのレッスンを続けているクラリネットの方がいます。 最初に話をうかがった時、中学の部活で初めて楽器を吹いた時から抜けていたとのことで、正直難しいと思いました。 ただ、病...
ヴァイオリン、ヴィオラ奏者と首こり・肩こりの関係
2018年6月11日
肩こり・首こりこんにちは!ハリ弟子です。 ヴァイオリンやヴィオラの奏者で首こり・肩こりと無縁な人はいないのではないでしょうか。 この2つは楽器を鎖骨と顎ではさんで弾く関係で、どうしても首から背中にかけて動きが制約されてしまいます。 そのため首から肩、背中にかけ...
まわりを見ながら演奏する
2018年6月10日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 ハリ弟子はアマオケでコントラバスを弾いています。 最近、合奏中に試していることがあります。 弾きながらなるべくまわりを見るのです。 ほとんどの時間、指揮者の方を見ていますが指揮棒の先を凝視するので...
2か月ぶりの患者さん
2018年6月9日
雑記こんにちは!ハリ弟子です。 尺骨神経麻痺で指が動かなくなっていたピアノ弾きの患者さんが2か月ぶりで来てくれました。 前回拝見した時点でまだ治っておらずどうなっているかなあ?と気がかりでしたが、久しぶりに見せてくれた指はずいぶん良くなっていました。 ...
コントラバスで腕を自由に使うために
2018年6月8日
コントラバスこんにちは!ハリ弟子です。 腕は解剖学的構造にしたがって前にあった方が動かしやすいと言われています。 これを受けてアレクサンダー・テクニークのレッスンでも腕を前の方で使うようにとのアドバイスがよくなされます。 ただしここで腕というのは鎖骨、肩...
梅雨時の演奏にちなんで
2018年6月6日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 今朝の江古田は雨。 今週には関東も梅雨入りの見込みだそうで、湿気の影響を受ける楽器には気の抜けない季節になりました。 クラリネットやサックス、オーボエ、ヴァイオリンなどの弦楽器でも鳴り方が変わってしまって大変です。...
パーキンソン病とアレクサンダー・テクニーク
2018年6月5日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 少し古いですが(2002年)、パーキンソン病患者さんの症状がアレクサンダー・テクニークのレッスンで改善するかどうか検証した研究があります。 Randomized controlled trial of the Alexander t...
演奏家の故障予防にアレクサンダー・テクニーク
2018年6月4日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 ハリ弟子は鍼灸師です。 なのになぜアレクサンダー・テクニークを習得したのでしょう? ケガに対する治療はお医者さんや鍼灸師のところですることができます。 でも、医療の世界では「治療」は一般的に日常生...
ピンクの象と水玉カモノハシ
2018年5月30日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 先日、アレクサンダー・テクニークの学校Body Chanceの卒業祝いとしてこんなものをいただきました。 ピンクの象(右)と水玉カモノハシ(左)です。 Body Chanceのモール職人、安納 献さんお手製です。 ...