座奏による座骨神経痛に環跳(かんちょう)で対応
2019年4月18日
座骨神経痛座奏での仕事が多い木管奏者の方が座骨神経痛でいらっしゃいました。 左脚がお尻の後ろからもも裏にかけて痛みが出ます。 座骨神経痛は主に腰椎の問題か骨盤の筋肉(梨状筋)の問題と考えられています。 この方の場合は座っている時間が長くなると悪化、立ち...
2019年4月18日
座骨神経痛座奏での仕事が多い木管奏者の方が座骨神経痛でいらっしゃいました。 左脚がお尻の後ろからもも裏にかけて痛みが出ます。 座骨神経痛は主に腰椎の問題か骨盤の筋肉(梨状筋)の問題と考えられています。 この方の場合は座っている時間が長くなると悪化、立ち...
2019年4月15日
アレクサンダー・テクニーク「僕は筋トレをしません。」 いつだったか、野球のイチロー選手がインタビューで言ってるのを聞いたことがあります。 楽器演奏ではよく脱力が大事と言われます。 また、速いパッセージで疲れた時にもっと指が回るように鍛えるという話もよく聞きます。 &...
2019年4月13日
アレクサンダー・テクニーク以前このブログでご紹介した(>>こちら)イギリスのコントラバス奏者が書いたアレクサンダー・テクニークの本"the alexander technique for musicians"の翻訳版が今度出ます。 クリックでアマゾンにとびます 著者のジュディット・ク...
2019年4月10日
痛みオーボエ奏者の方がいらして、吹いてると右腕がだんだん痛くなることのご相談でした。 楽器を吹いていない素の状態では何ともないとのことだったので、とりあえず吹いてもらいます。 しばらくパラパラと鳴らしてもらって、どうでしたか?と聞くと、痛みが出ていました。 &nbs...
2019年4月2日
アレクサンダー・テクニーク今日も音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2Days レッスン会の1コマをご紹介。 中学生サックス吹きとのレッスンでした。 もともと鼻抜け対策で始めたレッスンがどういう流れでか忘れましたが、究極のピアニシモを奏でる方法を探求していました。 ぱっと...
2019年4月1日
アレクサンダー・テクニーク昨日一昨日と音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2Days レッスン会無事に終えることができました。 6月末の土日にまたやります。 ぜひ予定をあけておいていただければと思います。 今日はレッスン会でのひとコマをご紹介します。 ...
2019年3月26日
コントラバス東京佼成ウインドオーケストラ前田芳彰氏のコントラバス教本を入手しました。 今年2月に出たばかりのほやほやです。 ざっとしか読んでいませんがいろいろ画期的で驚きました。 これいい本です。 まず、かなり読ませる、考えさせる教本で...
2019年3月19日
アレクサンダー・テクニーク今日はコントラバス奏者澤井さんとの3回目のレッスン。 1番線から3番線など間の弦をまたいだ移弦を改善したいとのお話しでした。 題材として選ばれたのはJosef Hrabeのエチュード。 Hrabeは先日ブログに書いたシマンドルの先生です。 &n...
2019年3月15日
アレクサンダー・テクニーク写真のシマンドルは胴長短足に見えます。 短足というより、実際は膝を少し曲げて立っているように思われ、結果として胴体が長く見えるのかも知れません。 これが彼の自然な演奏姿勢だったかどうか分かりません。 100年以上前の写真なのでもしかしたら何十...
2019年3月14日
コントラバスシマンドル(Franz Simandl)を知らないコントラバス弾きはいません(たぶん)。 新コントラバス教本(2巻)とか30エチュードなど、コントラバス演奏の基礎となる教本を残しています(上の絵は新コントラバス教本2巻のもの)。 新コントラバス教本と言いつつ書...
2019年3月11日
アレクサンダー・テクニークここ数日紹介している米国のアレクサンダー・テクニーク教師、トミー・トムソン。 彼はもともと役者です。 その日は役者さんとのレッスンでちょっと面白いことをやって見せてくれました。 シェイクスピアの戯曲をそらで語りながら、 1 トミ...
2019年3月7日
アレクサンダー・テクニーク今日の江古田はすごく変な天気でした。 夕方から急に雨足が強くなって嵐のような様相。 このところ確定申告に忙しく、ブログがおろそかになっていましたが今日から再開です。 先日、2回目のアレクサンダー・テクニーク(AT)のレッスンを受けていただいたコン...
2019年3月3日
アレクサンダー・テクニーク今日はアレクサンダー・テクニークの第3回江古田レッスン会でした。 クラリネットとユーフォニアムの仲良し2人組にご参加いただきました。 あまりにもなごやかな雰囲気の中、予定の2時間を30分ほどオーバー。 生徒さんの好奇心、吸収欲にできるだけこたえよ...
2019年2月27日
アレクサンダー・テクニーク体格と奏法の関係について女性のヴィオラ奏者と話したことがあります。 彼女は男の先生にしか習ったことがなく、姿勢を直すために壁を背にして肩甲骨をつけて胸を開くように教わったそうです。 当時これで弾きやすくなったそうなので一定の効果があったのは確かでしょう。 &nb...
2019年2月26日
管楽器奏者の鼻抜け僕がこれまでに見てきた鼻抜けの方々はオーボエ、クラリネット、サックスといった木管リード楽器がメインです。 別に望んでそうなったというよりは、いらした方のお悩みに対応するうちにこうなったというのが実状でした。 最速は1回のレッスンで抜けない吹き方が身についた音楽科の...
2019年2月25日
アレクサンダー・テクニーク今日はコントラバス奏者澤井さんとの2回目のレッスンでした。 仕事の関係で自分のではない楽器を借りて弾いたこともあり、腕が痛くなったそうです。 なぜ痛くなったのか既に自分で分析されていて、演奏時の姿勢との関係で腕が伸び切った状態で弾いてしまうのが良くないのではないか...
2019年2月24日
管楽器奏者の鼻抜けボイス・トレーナーなど声や喉を専門とする人の間では、喉頭が後ろに引っ込むことで発声に悪影響があるとされているのを最近知りました。 この図を見ると分かるとおり、喉頭は首の前側にあります。 喉頭が後ろに下がるとそこには硬い頚椎があってそれ以上後ろに行くことはできな...
2019年2月23日
ディストニアボウイングが安定せず音にそれがあらわれてしまうことに悩むヴァイオリン奏者。 プロとして活動しながら数年前からこの症状が出てきて、病院で右手のフォーカル・ディストニアと診断されました。 症状の出方に波があり、最近もっとも気になるのはアップ・ボウの時に音がゆれてしまう...
2019年2月22日
腱鞘炎・ばね指右手に腱鞘炎をかかえるヴィオラ奏者がいらっしゃいました。 弓を落としそうになるのが怖くてがちっと持ってしまい、そうするとピアノでの繊細なコントロールが余計難しくなる、またフォルテからいきなりのピアノでしかも先弓というパターンがどうにもやりづらく音色にも影響が出るというお悩みでした。...
2019年2月21日
アレクサンダー・テクニーク弦楽器奏者に役立つ動きのリソース、上肢(=腕)、下肢(=足)ときたら残るは胴体です。 胴体の動きはつまるところ脊椎(せきつい)、つまり背骨の動きです。 これがまた手足と違って自分の動きが見えづらい、感覚的にも体のコアの部分なので感じにくいところです。  ...
2019年2月20日
アレクサンダー・テクニーク弦楽器奏者に役立つ動きのリソース、今日は下肢(かし)です。 下肢=股関節から下の足のことです。 チェロやコントラバスのように楽器を立てて重さを自分にあずけながら弾く楽器では、足の使い方ひとつで弾きやすさが変わってきます。 楽器自体の重さプラス...