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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

速くて大きい音を出したいチェロ奏者とのレッスン

" アレクサンダー・テクニーク "

2019年4月1日

昨日一昨日と音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2Days レッスン会無事に終えることができました。

 

6月末の土日にまたやります。

 

ぜひ予定をあけておいていただければと思います。

 

今日はレッスン会でのひとコマをご紹介します。

 

速いフレーズを強い大きな音で奏でたいチェロ奏者の方。

 

頭と脊椎が協調してともに動けるような体の使い方、腕全体の関節の使い方の見直しをして、いま1つ大切なことがなにかあるようでした。

 

弦の上を毛がすべってしまうような、そんな感じがぬぐえないような・・・

 

確信があったわけではありませんが、ふと気になってたずねてみました。

 

「チェロの弓を持つのに最小限必要な指をどれですか?」

 

コントラバスのジャーマン・ボウでは人差し指だけあれば(厳密には人差し指根本の股の部分と人差し指の先の部分)持てます。

 

チェロ弓では「親指と人差し指です」という答えでした。

 

言われてなるほど!と腑に落ちたことがあり、人差し指で弓を押さえることをもっと粘り強くやってみてもらったところ「ああー!」となにかつかまれたご様子。

 

弦の上を毛がすべるということは毛をもっと弦に密着させる必要があるわけです。

 

そのためには、単純化を恐れず言えば、人差し指がもっと強い力で弓を押さえている必要があります。

 

気がついたのは、ボウイングのアップ・ダウンが速くなったときに人差し指が浮いて見えたことでした。

 

弓の左右の動きを速くするために人差し指がそっちの仕事に気を取られてしまったようです。

 

なので速いボウイングで忙しいときも人差し指に粘り強く押さえ続けてもらいました。

 

なお、この人差し指の力の適切な量というのは弦が弓を押し返す力、どのくらいの音量が欲しいのか、速いのかゆっくりなのか、弦のどこを弾くかなどいろいろな要素のバランスで決まります。

 

「強く押さえる」と字面だけ見てしまうと変な力みの原因になるかも知れません。

 

このレッスンでは有効でしたが、逆の場合には弓の左右の動きに人差し指をもっと参加させるという提案もあり得るわけです。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: , , , .
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