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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

タグ別アーカイブ: 鍼灸

点灸と棒灸を見て思う単一理論のわなの詳細へ

点灸と棒灸を見て思う単一理論のわな

2020年4月20日

東洋医学

中国の古い文献によるとお灸の始まりは動脈上にもぐさを置いて燃やしたことだそうです。   体には何か所か皮下に動脈拍動を触知できるところがあります。   手首の橈骨動脈、足首の後脛骨動脈、足の甲の足背動脈など。   そういうところにお灸をすえれば血流に影響を与...

枇杷の葉温灸のやり方の詳細へ

枇杷の葉温灸のやり方

2020年4月19日

枇杷の葉温灸

僕の枇杷の葉温灸は鍼灸学校時代に教わったものです。   お世話になった先生にO先生という方がいました。   O先生は子供のころ難治性の病気にかかっていたのが、枇杷の葉で救われたそうです。   今見るとそんなことが信じられないくらいお元気です。  ...

コロナの時代の鍼灸院のあり方~地元のお客さんがいらして考えたことの詳細へ

コロナの時代の鍼灸院のあり方~地元のお客さんがいらして考えたこと

2020年4月9日

東洋医学

鍼灸院には地域密着型とニッチ追求型があります。   地域密着型はあらゆる人を相手にしますが来院者は近隣の在住者メインです。   ニッチ追求型は得意分野しかやらない代わりに来院者は他県など遠方からもいらっしゃいます。   それぞれの鍼灸院が何をしたいかなので、...

ツボ=体のフォーマット仮説の詳細へ

ツボ=体のフォーマット仮説

2020年3月30日

体のしくみ

フロッピーディスクを覚えているでしょうか?   昔のパソコンはこれにデータを保存していました。   これ、買ってきたそのままでは使えなかったんですよ。   最初にパソコンに入れる時にフォーマットという作業が必要でした。   フォーマットが何...

ツボネットがすごいの詳細へ

ツボネットがすごい

2020年3月24日

雑記

ツボネットをご存じでしょうか?   鍼灸専門の症例検索サイトです。   先日からbodytuneも症例を載せていただけることになりました。   ここ数か月、症例ページの充実に取り組んでいましたがこれでまた1段階上昇です。   症例を書き始め...

あの2日後ぐらいから馴染んできて、揺れが減りました…!の詳細へ

あの2日後ぐらいから馴染んできて、揺れが減りました…!

2020年3月15日

管楽器奏者のアンブシュア不調

以前アンブシュアの不調でいらしたトロンボーン奏者の方から素敵なメールをいただきました。   ~~~~~(ここから)~~~~~ こんばんは! 〇月〇日に針打っていただきました、トロンボーンのものです。 じっくり丁寧にありがとうございました!   あの2日後ぐらいから馴...

腕が揺れても吹ける奏法の詳細へ

腕が揺れても吹ける奏法

2020年3月6日

ふるえ・ゆれ

楽器を構えると腕が揺れてしまうトランペット奏者の方が定期的にいらしています。   鍼灸とアレクサンダー・テクニーク両方の良いところを使って取り組み始め約1年が経ちました。   揺れる原因は良く分かりません。   病院にもかかっていますが命にかかわるような深刻...

相手の欲しいものを体に翻訳するスキルの詳細へ

相手の欲しいものを体に翻訳するスキル

2020年3月3日

雑記

アレクサンダー・テクニークのたとえ話。   「完璧な体の使い方をしてもボールのないところでスイングしたら打てるわけないよね」   同じ話が鍼灸でも当てはまると思うわけです。   「舌の色とか脈の形を完璧に整えても手首の痛みと無関係なツボなら痛み取れるわけない...

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鍼灸の本質と大衆って?

2020年2月29日

東洋医学

前回に続いて昭和の鍼灸家の話題。   今日は竹山晋一朗です。   竹山晋一朗を語るキーワードとして「大衆」と「本質」を挙げたいと思います。   彼は一時期共産党から出馬して政治家としても活動していました。   思想背景としてマルクス主義は切り離...

灸師、多くを語らずの詳細へ

灸師、多くを語らず

2020年2月27日

東洋医学

「お灸の人は下手に理論をこねず実際に効いたことをたんたんと記す」   以前、お世話になった先生が言ってたことです。   「鍼の人で困るのは理論的に正しいってだけで効かないのに効くって書いちゃうところ」とも。   昔はお灸しかやらない鍼灸師もけっこういたようで...

タンギングをツボで調整するの詳細へ

タンギングをツボで調整する

2020年2月21日

ディストニア

たびたびご紹介しているアンブシュアのディストニア(疑い)と診断されたチューバ奏者の方の施術。   だんだんと苦手な音域も音が当たる率が上がってきています。   一方でタンギングについては対応を後に残していました。   なぜかと言うと金管楽器の奏法の階層構造か...

カラダの地図あれこれ(鍼灸と気功)の詳細へ

カラダの地図あれこれ(鍼灸と気功)

2020年2月11日

東洋医学

鍼灸学校を卒業して一時期、僕は中医系の先生のところで勉強させていただきました。   その中で気功の奇経八脈の考え方を聞いて衝撃を受けたことがあります。   ・督脈と任脈は頭のてっぺんで切り替わる ・陰維脈と陽維脈は腕を流れ、陰蹻脈と陽蹻脈は脚へ流れる ・衝脈は脊椎の前...

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触診は人類生まれつきの能力ではない

2020年2月6日

東洋医学

先日、整動鍼のセミナーに行ってきました。   これで4回目くらい。   少しずつツボの取り方に慣れてきました。   いや、それはないですね。   正確にはツボの取り方の習得の仕方のポイントに慣れてきたところです。   整動鍼ではツ...

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(3)の詳細へ

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(3)

2020年1月8日

ディストニア

今日はアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方との施術&レッスンの実際のところを報告します。   件のTuba奏者は数年前からアンブシュアとタンギングにやりづらさを感じて一時まったく音が出なくなり、病院では口唇のフォーカル・ディストニアの疑いがあると言われました。   僕...

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(2)の詳細へ

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(2)

2020年1月7日

ディストニア

昨日の続きです。   Tuba奏者の話の前に、指を痛めたピアニストの例で整動鍼とアレクサンダー・テクニークの使い分けのイメージを書きます。   こんな架空の設定でした。 例えば指を痛めたピアニストがいたとして、指の問題を解決するためには腕の使い方を変える必要があり、腕の...

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(1)の詳細へ

整動鍼とアレクサンダー・テクニークの相乗効果(1)

2020年1月6日

ディストニア

昨年の9月から月1回のペースでアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方がいらしています。   病院では口唇のフォーカル・ディストニア疑いと診断されたそうで、症状が始まってからすでに数年です。   鍼灸(整動鍼)とアレクサンダー・テクニークの合わせ技で取り組んで約半年がたち...

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緊張性発声障害と姿勢の関係

2020年1月3日

喉や声のトラブル

2020年、明けましておめでとうございます!   この年末年始は31日まで開けていて、元日だけ休み、昨日から仕事開始。   音楽関係者はやはり年末年始に仕事の人が多いですから、緊急で駆け込まれても大丈夫にしました。   予想以上に多くの患者さんにいらしていた...

お腹と音楽家のパフォーマンスの意外な関係の詳細へ

お腹と音楽家のパフォーマンスの意外な関係

2019年12月19日

東洋医学

先日、整動鍼という鍼灸の技術講習を受けてきました。   テーマは胃腸や婦人科疾患など内臓系の調整です。   音楽家専門で施術をしていると、正面切ってお腹の調子を相談に来る方はあまりいません。   やはり指が痛い、しびれる、腕・肩が重い、アンブシュアが定まらな...

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観察が導いた鎖骨の調整

2019年12月3日

東洋医学

Tuba奏者の方に鍼灸施術していたときのこと。   鍼をして演奏してみてというのを何回か繰り返したとき、胴体に対して楽器を構える右腕が前に出てきたのが見え、音が変わりました。   主訴は演奏に困難を生じるほどのタンギング不調ということで、この時点では腕の動きに関係するツボ...

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