手の不調に喘息が関係していた
2020年2月18日
指の不調1月ほど前から手首が痛くなって趣味のピアノが練習できなくて、、という患者さん。 数年前に喘息をわずらって、という言葉にピンと来ました。 手の不調と喘息の組み合わせ、実は他の楽器でもよく見るのです。 クラリネットやオーボエの細かい指使いに不安を感じ...
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師
2020年2月18日
指の不調1月ほど前から手首が痛くなって趣味のピアノが練習できなくて、、という患者さん。 数年前に喘息をわずらって、という言葉にピンと来ました。 手の不調と喘息の組み合わせ、実は他の楽器でもよく見るのです。 クラリネットやオーボエの細かい指使いに不安を感じ...
2020年2月17日
アレクサンダー・テクニーク英国のアレクサンダー・テクニーク教師、ピーター・ノブズの本 "Mindfulness in 3D" の翻訳を進めています。 ちょっと面白いと思ったところをつまみ食い。 ピーターはアレクサンダー・テクニークに出会うまでは自分の体について常に気づいていて、学び始め...
2020年2月13日
アレクサンダー・テクニーク先日、何か月も肩こりと腕の重だるさ、腰痛が取れず心配になった音大生の方がいらっしゃいました。 人からは巻き肩であることを指摘され、肩甲骨を後ろに寄せておいた方がいいと言われるそうです。 まあ言いたいことは分かります。 でも目の前で後ろに肩甲骨を寄...
2020年2月11日
東洋医学鍼灸学校を卒業して一時期、僕は中医系の先生のところで勉強させていただきました。 その中で気功の奇経八脈の考え方を聞いて衝撃を受けたことがあります。 ・督脈と任脈は頭のてっぺんで切り替わる ・陰維脈と陽維脈は腕を流れ、陰蹻脈と陽蹻脈は脚へ流れる ・衝脈は脊椎の前...
2020年2月9日
アレクサンダー・テクニークある整体の技法で、股関節外転の時の脚の回転中心を仙腸関節と見なすという話を聞きました。 PRiCO(ぷりこ)さんによるイラストACからのイラスト 股関節外転の回転中心は、解剖学的にはもちろん大腿骨頭です。 しかし実際にはバランスを取るために着地してる脚...
2020年2月6日
東洋医学先日、整動鍼のセミナーに行ってきました。 これで4回目くらい。 少しずつツボの取り方に慣れてきました。 いや、それはないですね。 正確にはツボの取り方の習得の仕方のポイントに慣れてきたところです。 整動鍼ではツ...
2020年1月31日
アレクサンダー・テクニーク僕は趣味でコントラバスを弾きますがピチカートが下手です。 なのでとにかく観察をします。 よく「指の腹で」と言われるあの腹はどこのことを言っているのか。 これなのか、 それともこっちか。 弦楽器の種類を問...
2020年1月29日
アレクサンダー・テクニーク体幹、体軸が大事だとよく言われます。 スポーツでも武道でもまた音楽の世界でも、そんなものは要らないと積極的に主張する人はいないでしょう。 人が体幹、体軸でイメージするのは安定性です。 だからといってがちっと固めていてはダメで、状況に応じて動きなが...
2020年1月23日
アレクサンダー・テクニーク先日、フォーカル・ディストニアと診断されたピアノ奏者の方とお話ししまして、思うところあったので書いてみます。 ディストニア、、に限らずあらゆる不調やスランプの類を経験すると、自分のやり方でいいのかどうか自信がなくなります。 復調に向けた練習をするにも自分が「正しい...
2020年1月20日
アレクサンダー・テクニーク難しいところだけ取り出すとできるけど、全部通すとうまく行かない。 長い間この問題に悩まされてきました。 僕はもともとチューバを吹いていて、かなりおっさんになってからコントラバスに変わった人です。 同じ低音だから似たようなものと思いきやけっこう違っ...
2020年1月15日
雑記ほんとにどうでもいい情報ですが、僕は静岡県出身です。 僕ぐらいの年代にとっての静岡のサッカーはものごころついた頃からずっと強いものでした。 強いとあこがれます。 高校野球はどうでも良くて、テレビで見るならやっぱり冬の選手権。 だ...
2020年1月14日
アレクサンダー・テクニーク僕のかみさんの道子はアレクサンダー・テクニーク教師でかつヨガ・インストラクターです。 その道子と合同で開催するアレクサンダー・テクニークのワークショップ、今年も開催することになりました。 2月26日(水)の午前&午後、場所は東京 千駄ヶ谷のスタジオI-LAB。 ...
2020年1月11日
アレクサンダー・テクニーク群馬 養気院の副院長岡本さんとアレクサンダー・テクニークを語るシリーズ、続きです。 動きの観察ってどんなふうに見えるの? 僕の通ったアレクサンダーの養成校は授業はグループ形式で、先生1人に何人かの生徒で進みます。 自分が先生にレッスンを受けているところを他の人は見るし、また他の...
2020年1月10日
アレクサンダー・テクニーク1月5日(日)のアレクサンダー・テクニーク江古田レッスン会に群馬から岡本悠馬さんが来てくれました。 岡本さんは整動鍼発祥の鍼灸院、養気院の副院長です。 「そもそもアレクサンダー・テクニークって何なん?」 という素朴な疑問から遠路、東京までギター片...
2020年1月8日
ディストニア今日はアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方との施術&レッスンの実際のところを報告します。 件のTuba奏者は数年前からアンブシュアとタンギングにやりづらさを感じて一時まったく音が出なくなり、病院では口唇のフォーカル・ディストニアの疑いがあると言われました。 僕...
2020年1月7日
ディストニア昨日の続きです。 Tuba奏者の話の前に、指を痛めたピアニストの例で整動鍼とアレクサンダー・テクニークの使い分けのイメージを書きます。 こんな架空の設定でした。 例えば指を痛めたピアニストがいたとして、指の問題を解決するためには腕の使い方を変える必要があり、腕の...
2020年1月6日
ディストニア昨年の9月から月1回のペースでアンブシュアに不調のあるTuba奏者の方がいらしています。 病院では口唇のフォーカル・ディストニア疑いと診断されたそうで、症状が始まってからすでに数年です。 鍼灸(整動鍼)とアレクサンダー・テクニークの合わせ技で取り組んで約半年がたち...
2020年1月3日
喉や声のトラブル2020年、明けましておめでとうございます! この年末年始は31日まで開けていて、元日だけ休み、昨日から仕事開始。 音楽関係者はやはり年末年始に仕事の人が多いですから、緊急で駆け込まれても大丈夫にしました。 予想以上に多くの患者さんにいらしていた...
2019年12月26日
アレクサンダー・テクニーク久しぶりに楽器(コントラバス)の練習をしました。 久しぶりであるがゆえに気がつくこともあります。 それは「弾き心地」にとらわれた弾き方をしていたということ。 演奏中、1人の人間の頭の中では3つの別の作業が行われています。 1つは...
2019年12月25日
アレクサンダー・テクニークBody Chanceの英語通訳、いすずさんにろうそくの人形をもらいました。 下になってるのはイギリスのアレクサンダー・テクニーク教師、ピーターの本。 去年の5月に来日してレッスンしてくれました。 メカニカル・アドバンテージもプロシージャーも...
2019年12月22日
アレクサンダー・テクニーク人間の脊椎の椎骨は頚椎7、胸椎12、腰椎5で計24個あります。 関節の数でいうと(数え方によりますが)50を超え、椎間板部も関節ととらえれば70以上です。 そして1個1個の骨が人体の長軸方向(垂直軸方向)に短い形をしています。 胴体の長さに比して...