シマンドルの体の使い方
2019年3月15日
アレクサンダー・テクニーク写真のシマンドルは胴長短足に見えます。 短足というより、実際は膝を少し曲げて立っているように思われ、結果として胴体が長く見えるのかも知れません。 これが彼の自然な演奏姿勢だったかどうか分かりません。 100年以上前の写真なのでもしかしたら何十...
2019年3月15日
アレクサンダー・テクニーク写真のシマンドルは胴長短足に見えます。 短足というより、実際は膝を少し曲げて立っているように思われ、結果として胴体が長く見えるのかも知れません。 これが彼の自然な演奏姿勢だったかどうか分かりません。 100年以上前の写真なのでもしかしたら何十...
2019年3月12日
耳鳴り・難聴しばらく続いたトミーのネタも今日でおしまい。 トミーのレッスンはちょっとセラピー的なところがありますが、最後にそんな側面に触れようと思います。 今回の来日で「こういうことをやるといい」と言ってセルフ・ワークのようなものを教えてくれました。 -あお...
2019年3月11日
アレクサンダー・テクニークここ数日紹介している米国のアレクサンダー・テクニーク教師、トミー・トムソン。 彼はもともと役者です。 その日は役者さんとのレッスンでちょっと面白いことをやって見せてくれました。 シェイクスピアの戯曲をそらで語りながら、 1 トミ...
2019年3月9日
アレクサンダー・テクニークトミーは今回の来日で自分のレッスンが多重迷走神経理論に負っていると話していました。 僕はあまり詳しくありませんが、多重迷走神経理論は自律神経系の働きを理解するための学説の1つです。 危険な目にあった時の反応として闘うか逃げるか反応(闘争か逃走とも言われます)がよく...
2019年3月8日
アレクサンダー・テクニーク今、トミー・トムソン(Tommy Thompson)というアレクサンダー・テクニークの先生が来日しています。 トミーは米国でフランク・ピアス・ジョーンズ(Frank Pierce Jones)というアレクサンダー本人から直接学んだ人から教えを受けました。 &nbs...
2019年3月7日
アレクサンダー・テクニーク今日の江古田はすごく変な天気でした。 夕方から急に雨足が強くなって嵐のような様相。 このところ確定申告に忙しく、ブログがおろそかになっていましたが今日から再開です。 先日、2回目のアレクサンダー・テクニーク(AT)のレッスンを受けていただいたコン...
2019年3月3日
アレクサンダー・テクニーク今日はアレクサンダー・テクニークの第3回江古田レッスン会でした。 クラリネットとユーフォニアムの仲良し2人組にご参加いただきました。 あまりにもなごやかな雰囲気の中、予定の2時間を30分ほどオーバー。 生徒さんの好奇心、吸収欲にできるだけこたえよ...
2019年2月27日
アレクサンダー・テクニーク体格と奏法の関係について女性のヴィオラ奏者と話したことがあります。 彼女は男の先生にしか習ったことがなく、姿勢を直すために壁を背にして肩甲骨をつけて胸を開くように教わったそうです。 当時これで弾きやすくなったそうなので一定の効果があったのは確かでしょう。 &nb...
2019年2月26日
管楽器奏者の鼻抜け僕がこれまでに見てきた鼻抜けの方々はオーボエ、クラリネット、サックスといった木管リード楽器がメインです。 別に望んでそうなったというよりは、いらした方のお悩みに対応するうちにこうなったというのが実状でした。 最速は1回のレッスンで抜けない吹き方が身についた音楽科の...
2019年2月25日
アレクサンダー・テクニーク今日はコントラバス奏者澤井さんとの2回目のレッスンでした。 仕事の関係で自分のではない楽器を借りて弾いたこともあり、腕が痛くなったそうです。 なぜ痛くなったのか既に自分で分析されていて、演奏時の姿勢との関係で腕が伸び切った状態で弾いてしまうのが良くないのではないか...
2019年2月23日
ディストニアボウイングが安定せず音にそれがあらわれてしまうことに悩むヴァイオリン奏者。 プロとして活動しながら数年前からこの症状が出てきて、病院で右手のフォーカル・ディストニアと診断されました。 症状の出方に波があり、最近もっとも気になるのはアップ・ボウの時に音がゆれてしまう...
2019年2月22日
腱鞘炎・ばね指右手に腱鞘炎をかかえるヴィオラ奏者がいらっしゃいました。 弓を落としそうになるのが怖くてがちっと持ってしまい、そうするとピアノでの繊細なコントロールが余計難しくなる、またフォルテからいきなりのピアノでしかも先弓というパターンがどうにもやりづらく音色にも影響が出るというお悩みでした。...
2019年2月21日
アレクサンダー・テクニーク弦楽器奏者に役立つ動きのリソース、上肢(=腕)、下肢(=足)ときたら残るは胴体です。 胴体の動きはつまるところ脊椎(せきつい)、つまり背骨の動きです。 これがまた手足と違って自分の動きが見えづらい、感覚的にも体のコアの部分なので感じにくいところです。  ...
2019年2月20日
アレクサンダー・テクニーク弦楽器奏者に役立つ動きのリソース、今日は下肢(かし)です。 下肢=股関節から下の足のことです。 チェロやコントラバスのように楽器を立てて重さを自分にあずけながら弾く楽器では、足の使い方ひとつで弾きやすさが変わってきます。 楽器自体の重さプラス...
2019年2月19日
アレクサンダー・テクニークリソースとは資源とか使えるものという意味です。 弦楽器の演奏において普段見落としがちだけど、この動きも演奏に役立つよね!というものをいくつか書こうと思います。 今日は上肢(じょうし)。 難しい用語を使いましたが、要は「腕」です。 ...
2019年2月18日
アレクサンダー・テクニークご縁あって、神奈川フィルハーモニー管弦楽団元団員でコントラバス奏者の澤井 慶さんにアレクサンダー・テクニークのレッスンをさせていただくことになりました。 「コントラバスこそアレクサンダー・テクニークを取り入れるといいと思うんですよね。」 という澤井さんからの一言が...
2019年2月10日
アレクサンダー・テクニーク3月30日、31日にアレクサンダー・テクニーク教師でヨガ・インストラクターの道子と夫婦で音楽家向けアレクサンダー・テクニーク&ヨガのワークショップをします。 2日間で3コマ、セッションA~Cまであります。 セッションAは、鼻抜けに悩む木管リード楽器(クラリネット・...
2019年2月8日
アレクサンダー・テクニーク昨日の「クラリネット アンブシュアの支え」の記事の続きです。 クラリネットのアンブシュアを作るために(これが本当に正しい理解かどうか分からないのですが)どうも唇を真ん中に寄せ集める動きと、その反対に唇を四方八方に引っ張る動きを拮抗させることで安定したコントロールを得ようとしてるので...
2019年2月7日
アレクサンダー・テクニーククラリネットのアンブシュアに支えという考え方があるかどうか分かりません(少なくとも金管ではたまに聞きます)。 でも、息の支えという言葉でやっていることとの類似で、考えてみるといいかもと思うことがあったので書いてみます。 ただし、僕はクラリネットの専門ではないので見...
2019年2月4日
アレクサンダー・テクニークアクト・シティ浜松(ここには泊ってません) 昨日今日と一泊して浜松に帰省しました。 ちょうどそのタイミングで開催されたマリンバ奏者 間瀬 早綾香さんのワークショップに見学参加。 間瀬さんとは東京のBody Chanceでご一緒しており、とも...
2019年2月1日
アレクサンダー・テクニーク先日ブログに書いた右薬指を動かしづらくなってしまったプロのオーボエ奏者の方とのレッスン。 >>木管楽器の薬指問題を考える ご本人に許可をいただいてその時の様子を掲載します。 一番気になるのは薬指を上げられないという...