すでにできていることを活用する
2020年7月22日
ディストニアアンブシュアの不調により中低音域の発音とタンギングが困難なチューバ奏者の方。 病院ではアンブシュア・ディストニア疑いと言われたそうです。 去年の秋から月に1回くらいで定期的に来院されています。 ヘ音第1線上のGから下が課題の音域です。 &nbs...
2020年7月22日
ディストニアアンブシュアの不調により中低音域の発音とタンギングが困難なチューバ奏者の方。 病院ではアンブシュア・ディストニア疑いと言われたそうです。 去年の秋から月に1回くらいで定期的に来院されています。 ヘ音第1線上のGから下が課題の音域です。 &nbs...
2020年7月21日
ディストニア吹き始めに口元から息が漏れてしまうクラリネット奏者の方。 以前、アンブシュア・ディストニアと言われたことがあるそうです。 実際に吹いてもらうと確かに音が鳴る前に息が漏れてしまい、思ったタイミングで発音していませんでした。 一方で全然鳴らないのでは...
2020年7月18日
整動鍼去年秋から取り入れている整動鍼、基礎とされる3編を修了しました。 基礎3編とは「脊柱」「四肢」「腹背」でそれぞれ症状のある部位ごとにまとめられた内容です(ツボの位置ではない点に要注意)。 僕の場合は腹背編から始めてその1か月後に脊柱編を受けました。 ...
2020年7月13日
整動鍼昨日の話に関連してもうひとつ。 「鍼灸は即効性がある」 鍼灸を受けたことのある人でこういうふうに言う人がいます。 僕もそう思います。 一方で当の鍼灸院の側がこう言うこともあります。 「少しずつ体質を改善し時間を...
2020年7月12日
整動鍼「経穴は効くものではなく、効かすものである。」 昭和のお灸の名人、深谷伊三郎の言葉だそうです。 鍼灸学校に行ってたころはとにかく全部学んで全部レベルアップしなきゃいけないので考える余裕がありませんでした。 卒業してしばらくするとはたと思います。 ...
2020年7月10日
東洋医学同じ音を違う指使いで出すことを替え指と言います。 プロのクラリネット奏者が書いた替え指の記事を読んで目が開きました。 ≫ クラリネットの替え指のこと2 特に上から3段目のシ♭。 たった1つの音に4つの替え指があるんですね。 &...
2020年7月9日
雑記最近、ウェブサイトを作り直しています。 鍼灸院がサイトを持つ意味はコミュニケーションです。 みなさんが困っていることを解決する力があればそこに需要と供給が成り立ちます。 しかし鍼灸院がなにを解決できるのかみなさんが知らなければこの両者が出会うこと...
2020年6月24日
整動鍼「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という言葉があるそうです。 僕は知りませんでした。 本来どんな意味の言葉なのかはよく知りません。 ですがこの言葉があるということは実際には逆のことが多いことを示すのでしょう。 こ...
2020年6月9日
東洋医学ある鍼灸師が気が見える鍼灸師はどのくらいいるだろう?とつぶやいたら、何人かが見えると返しました。 反対に見えないと答える人もいました。 鍼灸は気の医学、気の調整をするとよく言われます。 なので気が見える、あるいは何らかの形で感知できるとすごくいい...
2020年6月8日
アレクサンダー・テクニーク昨日は久しぶりに対面でのアレクサンダー・テクニーク。 クラリネットの方にレッスンしました。 僕のところに来るのはどこかしら体に不調を感じている方が多いです。 今回の方は左手の指がこわばる現象について解決策を求めてきました。 普通...
2020年5月30日
管楽器奏者のアンブシュア不調今日はこちらの症例について少し解説を。 特に「施術と経過」6回目のところに書いた「骨盤と大腿骨の関係性」について。 このとき気づいたのは要するに股関節の動きでした。 たとえば上をあおぎ見るように上半身を反らすと股関節は伸...
2020年5月29日
整動鍼昨日こんな症例をツボネットにアップしました。 整動鍼の選穴はだいたいにおいて痛むその場所に鍼をしません。 この症例でも痛む背中には1本も鍼をしませんでした。 背景には連動という考え方があります。 体はどこか1か所...
2020年5月26日
東洋医学緊急事態宣言が全国で解除されて一夜明けました。 いいニュースである反面、痛勤電車がまた戻ってくるとしたらちょっと残念ですね。 ある調査では6割の人が今後もテレワークを続けたいと答えたそうです。 心の面でも体の面でもあの通勤にいかにエネルギーを使っ...
2020年5月11日
東洋医学高血圧に鍼灸は効くのでしょうか? コクランレビューでは否定されています。 >>成人の本態性高血圧に対する鍼治療 ただしコクランは既存の研究論文に基づいた場合に効くと言えるかどうかを判定するもの。 効くにせよ効かないに...
2020年5月7日
雑記1か月半前に『当院の新型コロナウイルス感染症対策について』という記事を書きました。 先日の緊急事態宣言延長を受けて当院の新型コロナウイルス感染症対策を更新しましたので、現行の内容をあらためてお伝えいたします。 鍼灸院は東京都の休業要請施設に含まれておらず、営業するかどうかは個々の鍼灸院の判断に任...
2020年4月27日
雑記施術した内容や気づいたことを毎回記録に残しています。 記録フォームに入れる項目と人体図は今までに何回か変えていて今でも試行錯誤しています。 仕事を始めた当初は鍼灸学校で使っていたものをそのまま流用しました。 しかし使わない項目を省くうちにどんどん...
2020年4月25日
東洋医学音楽家はよく議論する人たちだと思います。 どんな表現にしたいか、どんな音が欲しいか、言葉で伝える。 やってみて違ったらまた言葉で意見を交わして、そんなふうにして音楽を作ります。 そのせいか音を表現する言葉を豊富に持っている人が多いです。 &nb...
2020年4月24日
東洋医学鍼灸院に来る患者さんは自分で症状を自覚してから来ます。 これはつまり鍼灸師が相手にするのは患者さんが主観的に感じている症状であることを意味します。 主観とは感覚的なものです。 感覚は他人と共有できません。 「痛い」と言っている人...