先日の緊急事態宣言延長を受けて当院の新型コロナウイルス感染症対策を更新しましたので、現行の内容をあらためてお伝えいたします。

鍼灸院は東京都の休業要請施設に含まれておらず、営業するかどうかは個々の鍼灸院の判断に任されています。当院は通常どおり営業することとし、やるからには新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底しています。

これだけのことをしても100％安全とは言い切れませんが、この自粛モードの世の中でお体の不調を感じられるみなさまのお力になりたいと考えております。

1．来院者どうしの接触はありません

完全予約制のメリットを生かして来院者どうしがはち合わせにならないようにしています。そのため他のお客さまと接触する機会はありません。

当院には職業音楽家のお客さまが多くいらしています。中にはケガや不調を知られて仕事に影響が出ることを気にされる方もいます。そのため当院では来院者どうしが会わなくて済むようもともと予約時間を調整していました。

今回はウイルス対策として以下5～7を実施するため通常より長めのインターバルを設けています。

2．施術者の検温

毎日検温を実施し、発熱して施術にあたることのないよう体調管理しています。仮に新型コロナへの感染が疑われる症状が出た場合は速やかにお休みとさせていただきます。

施術前後に流水と薬用せっけんで手洗いしてウイルスや細菌を物理的に除去・消毒します。

さらに施術直前にアルコールで手指消毒し、施術中もこまめに消毒することでお客さまに触れる部位の清潔維持に努めています。

施術・接客時にはマスクを着用しています。新型コロナウイルスは感染しても自覚症状なく治るケースが多いと言われます。仮に施術者側が不顕性感染になったとしても無自覚にお客さまをリスクにさらすことがないよう最大限務めています。

使い捨てのベッドシーツとピローカバーを使用し、1人終わるごとに交換しています。

また毛布、タオル類、患者着も1人使用するごとに洗濯しています。常に新品や洗い立ての状態です。

不特定多数の手に触れるドアノブや電気のスイッチ類などを消毒しています。

病院への導入実績もある高性能空気清浄機（カンキョー製）を施術前後に稼働させています。もともと交通量の多い幹線道路沿いで大気汚染対策として入れていましたが、ウイルス除去にも有効な機種を使用してます。

また換気扇を常時稼働して、予約と予約の合間には窓を開けて換気しています。

今すぐなんとかしたい症状をかかえる方が、少しでも安心してご来院いただけるよう今後も務めてまいります。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルームカポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師｜きゅう師｜アレクサンダー・テクニーク教師

カテゴリー：雑記. タグ：鍼灸.