音楽家の悩みを解決するブログ " アレクサンダー・テクニーク "
浜松で打楽器ワークショップに参加
2019年2月4日
アクト・シティ浜松(ここには泊ってません) 昨日今日と一泊して浜松に帰省しました。 ちょうどそのタイミングで開催されたマリンバ奏者 間瀬 早綾香さんのワークショップに見学参加。 間瀬さんとは東京のBody Chanceでご一緒しており、とも...
オーボエ奏者の指の上がりづらさに取り組んだレッスン
2019年2月1日
先日ブログに書いた右薬指を動かしづらくなってしまったプロのオーボエ奏者の方とのレッスン。 >>木管楽器の薬指問題を考える ご本人に許可をいただいてその時の様子を掲載します。 一番気になるのは薬指を上げられないという...
鼻抜けを考える(2019年1月版)
2019年1月22日
おととしの9月から10月にかけて「鼻抜けに取り組む」とのタイトルでたくさんの記事をブログにあげました。 それからさらに多くの鼻抜けに悩む管楽器奏者と向き合ってきて、だんだんと鼻抜けの方に共通する演奏姿勢について見えてきたものがあります。 ここ数日は、あえてその姿勢...
木管楽器の薬指問題を考える
2019年1月21日
先日、プロのオーボエ奏者の方がいらして、右手の薬指が動きづらいとのご相談を受けました。 もしかしたらディストニアではないかとの不安もあり(ただし病院は未受診)、また首、肩、背中のコリがひどいとの自覚からそうしたコリのせいで動きが不自由なのでは?と考えて、鍼灸と動きの改善(アレクサン...
3月のワークショップ企画
2019年1月20日
ちょっと先ですが、3月30日&31日に演奏家の不調をテーマにしたアレクサンダー・テクニークとヨガのワークショップを開催します。 今日はそのご紹介、2日で3コマやります。 3月30日(土)9:30~12:30 クラリネット・オーボエ・サックス奏者のための鼻抜け相談&レッスン会...
レッツ・エンド・ゲイン
2019年1月19日
昨日は同じ学校でアレクサンダー・テクニークを学ぶオーボエ奏者の方がいらしてくれて、アレクサンダー・テクニークについて話し込んでしまいました。 かなり根源的な深い疑問をぶつけられて、こちらも刺激になりとても勉強になりました。 アレクサンダー・テクニークの用語にエンド...
オーボエ奏者の腕はどうあるべき?
2019年1月8日
趣味でオーボエをなさる方から聞かれました。 「オーボエを構えるのに脇を締めるのと開けるのとどちらがいいんでしょうか?」 結論から言うとどちらでも構えることはできると思います。 考えなければならないのは楽に持てて運指にも無理がないことです。 &n...
パイロットは乱気流の揺れを非難されるか
2019年1月4日
僕が初めて乗った飛行機は、ソ連時代のアエロフロートで成田-モスクワ便でした。 アルジェリアのキャンプでボランティアとして働く面白い仕事があり、成田からアルジェに飛ぶ最安値がモスクワ経由だったのです。 この飛行機が実によく揺れました。 モスクワに着...
オーボエ奏者の鼻抜けに効いたアドバイス2つ
2019年1月3日
地方でプロとして活動するオーボエ奏者の方が月に1回程度いらっしゃいます。 目的はアレクサンダー・テクニークのレッスンです。 昨年の4月ごろに大きな本番で鼻抜けが起こってしまい、それ以来調子を取り戻せなくてご相談いただいたのがきっかけでした。 いら...
日本でアレクサンダー・テクニークを仕事にするには
2018年12月28日
こんにちは!ハリ弟子です。 「アレクサンダー・テクニーク」というキーワードでWeb検索するといろんなものが出てきます。 姿勢、肩こり、腰痛、緊張、アガリ、音楽家、楽器、演技などなど、何のこっちゃですね。 海外ではパーキンソン患者のリハビリに取り組...
アレクサンダー・テクニークは何でテクニーク(技術)って言うんですか?
2018年12月27日
こんにちは!ハリ弟子です。 アレクサンダー・テクニークの業界では、頭と脊椎の関係性についてアレクサンダーさんが発見したことは、もともと人間に備わっているものと考えられていて、そう教えられます。 そうだとすると、この発見されたもの自体は、アレクサンダーさんとは関係な...
認知対認知の翻訳スキル
2018年12月26日
こんにちは!ハリ弟子です。 情報を受け取ったり物事を考えたりする時のその人特有のやり方を認知特性と呼ぶそうです。 基本的には視覚を使うのが得意な人、聴覚を使うのが得意な人、言語を使うのが得意な人がいて、そこからもう少し細かく6タイプくらいに分類することが多いようで...
解剖学は役に立つ、されど、、
2018年12月18日
こんにちは!ハリ弟子です。 解剖学、機能解剖学、運動学、ボディ・マッピングなど鍼灸学校とアレクサンダー・テクニークの教師養成課程でハリ弟子はいっぱい学んできました。 解剖学、機能解剖学、運動学はそれぞれ少しずつ重なる部分があって、骨格構造、関節の可動域、筋肉の起始...
アクティビティ・ワーク VS ムーブメント・ワーク
2018年12月14日
こんにちは!ハリ弟子です。 さて今日のお題のアクティビティ・ワークとかムーブメント・ワーク、ちょっと耳慣れない言葉かも知れません。 アレクサンダー・テクニークの中にそういう決まった用語があるわけではありません。 いろんな先生のレッスンを受ける中で...
アレクサンダー・テクニークの人が一番えらそう
2018年12月10日
こんにちは!ハリ弟子です。 鍼灸学校時代の友達と話していた時のこと。 「3大ボディ・ワークの中でアレクサンダー・テクニークの人が一番えらそうだよね。」 という言葉がその友達から出ました。 彼は合気道の人間でしたが、ボディ・ワーク...
アンブシュアが器用過ぎてかえって不調になった可能性
2018年12月9日
こんにちは!ハリ弟子です。 アンブシュア不調で一度は鳴らなくなるところまでいったクラリネットの生徒さんとのアレクサンダー・テクニークのレッスン。 前回ブログで取り上げた時は音階が難なくできるまでに回復したところでした。 >>一生忘れら...
アレクサンダー・テクニークで言う良い姿勢・動きとは何か
2018年12月6日
こんにちは!ハリ弟子です。 アレクサンダー・テクニークを学ぶ過程、また教える中で、姿勢と動きのどちらを見るのだろう?と考えることがあります。 姿勢とは姿(すがた)の勢いだからやっぱり動きなんですよと言って両方を一緒に考える人もいますが、でもその動きも無限のヴァリエーションがあ...
肩峰(けんぽう)の位置で呼吸が変わる?
2018年12月4日
こんにちは!ハリ弟子です。 最近、自分でも試していてそれなりに効果を感じる体の使い方があります。 それは、肩峰(けんぽう)を前、上の方向にあえて持っていくことです。 鎖骨と肩甲骨の出会うあたりを肩峰といいます。 ここを図のように前、上の方向...
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける理由
2018年12月2日
こんにちは!ハリ弟子です。 今日は、アレクサンダー・テクニークの創始者アレクサンダーさんの著書"Use of the Self"から、アレクサンダー・テクニークの本質にせまる文章を抜き出してご紹介します。 the attempt to bring about change i...
来年1月から見るレッスンを導入します(アレクサンダー・テクニーク)
2018年11月30日
こんにちは!ハリ弟子です。 仮免許時代も含め、アレクサンダー・テクニークのレッスン活動を始めてから1年半ほどがたちました。 その間もずっと、経験を積んだベテラン先生のレッスンを受けたり、興味をひいた先生の書いたものを読んだり、自分なりに研究を続けています。 &n...