9月になりました
こんにちは!ハリ弟子です。
今日から9月、だいぶ涼しくなりました。
今日明日の予報は雨、来週はまた台風が来て雨です。
うちのベランダで育てているミントが今年は暑すぎたせいか上ではなく横に伸びました。
手前のプランターは本当はミントの場所ではないのですが、奥のプランターから伸びてきたミントに占拠されてしまいました。
30度台前半でよく晴れた日が1週間も続くと途端に上に向かって伸び始めるのですが、あまり暑すぎると彼らも身の危険を感じるのか(笑)伏せてしまいます。
もう1つ、ベランダで育てているローズマリーが花をつけました。
5年か6年くらいうちにいるのに花をつけたのは初めてです。
鉢植えで大きくなり過ぎたのでもうそろそろ終わりかなあと思っていました。
もしかしたら終わりが近いのを悟って種を残そうとしているのかも知れません。
あるいは今年だけ例年と何か違う条件があるのか、、
鍼灸学校で教わった先生がこんな話をしてくれたことがあります。
自分が若い頃から継続して診させていただいた患者さんが八十も過ぎていよいよ入院されお見舞いに行ったそうです。
そこで見た患者さんは気持ちも話すこともしっかりしていて、意外とお元気そうだなと思って、脈を診たら胃の気がしっかりしていました。
そこではっと思い出したのはその方が五、六十代で自分が診始めた頃の脈で、今の患者さんの腕には点滴の管が入れらていました。
自分の目の前にいる気持ちも話すこともしっかりしている患者さんはまさに五、六十代の頃のその方に戻ったような印象だったそうです。
自然界では動物は自分で食べられなくなったら死にます。
人間は食べられなくなっても医療の力で体に栄養を入れることができます。
それが脈に表れたのかなあとおっしゃっていました。
でもそれは長続きするものなのかどうか、、
命の営みとはどのようなふるまいをするのでしょう?
ベランダのハーブたちを見て、ふとそんな話を思い出しました。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師