ある頚椎とアンブシュア不調の関係
2021年6月29日
管楽器奏者のアンブシュア不調遠方にお住まいのトロンボーン奏者の方がいらっしゃいました。初回が半年くらい前で今回は2回目。症状はアンブシュアの不調で吹いているとけいれんしたり息が漏れたりし、音が鳴らなくなるというもの。 施術前に吹いていただくと、半年空いたわりには改善した状態が保たれていました。前回の施術で吹奏...
2021年6月29日
管楽器奏者のアンブシュア不調遠方にお住まいのトロンボーン奏者の方がいらっしゃいました。初回が半年くらい前で今回は2回目。症状はアンブシュアの不調で吹いているとけいれんしたり息が漏れたりし、音が鳴らなくなるというもの。 施術前に吹いていただくと、半年空いたわりには改善した状態が保たれていました。前回の施術で吹奏...
2020年4月24日
東洋医学鍼灸院に来る患者さんは自分で症状を自覚してから来ます。 これはつまり鍼灸師が相手にするのは患者さんが主観的に感じている症状であることを意味します。 主観とは感覚的なものです。 感覚は他人と共有できません。 「痛い」と言っている人...
2020年4月20日
東洋医学中国の古い文献によるとお灸の始まりは動脈上にもぐさを置いて燃やしたことだそうです。 体には何か所か皮下に動脈拍動を触知できるところがあります。 手首の橈骨動脈、足首の後脛骨動脈、足の甲の足背動脈など。 そういうところにお灸をすえれば血流に影響を与...
2020年4月5日
ディストニア左手薬指にフォーカル・ディストニアを発症したヴァイオリン奏者に作業療法的な治療をおこなって一定の効果があったとの症例報告がありました。 >>フォーカルジストニアの軟部組織に対するアプローチの実践 この論文のポイントは「筋緊張異常や軟部組織の短縮に起因す...
2020年3月30日
体のしくみフロッピーディスクを覚えているでしょうか? 昔のパソコンはこれにデータを保存していました。 これ、買ってきたそのままでは使えなかったんですよ。 最初にパソコンに入れる時にフォーマットという作業が必要でした。 フォーマットが何...
2019年10月8日
管楽器奏者のアンブシュア不調続くときは続くもので、昨日、今日とアンブシュアにお悩みの方がいらっしゃいました。 昨日はトロンボーンの方。 お悩みの内容は長い音をのばすときのアンブシュアまわりの震えでした。 タンギングやアンブシュア関連の主訴に対して、最近、僕が試しているツボが...
2019年10月6日
アレクサンダー・テクニーク先日参加した整動鍼のセミナーで体が動くためにはコリも必要という考え方を知りました。 https://twitter.com/bodytunejp/status/1178274770820812801 ・筋肉は均等に収縮するわけではなく、コリやすいところとそうでないところがある ...
2019年7月12日
体のしくみ今日、フェイスブックの友人がシェアしたのを見て興味ひかれたのがこれ。 「一次体性感覚野が、運動についての事前情報を受け取っていることを発見」 手を動かす時、動かした手の感覚を脳の感覚をつかさどる部分(感覚野)が感じますがこれは当たり前です。 実は...
2018年12月7日
痛みこんにちは!ハリ弟子です。 先日、肩峰(けんぽう)の位置によって呼吸の深さが変わる話を書きました。 >>肩峰(けんぽう)の位置で呼吸が変わる? それに、アレクサンダー・テクニークのアレクサンダーさんも肩や肩甲骨のポジションに着目してい...
2018年11月18日
東洋医学こんにちは!ハリ弟子です。 鍼灸の古典理論は臓腑学説と経絡学説に基づいています。 臓腑(ぞうふ)は内臓、経絡(けいらく)は体中をめぐるネットワークのようなもので、内臓とつながっていて、一部が体の表面を通ります。 ツボは経絡上に並べられていて、臓腑...
2018年11月17日
東洋医学こんにちは!ハリ弟子です。 米国のアレクサンダー・テクニーク教師キャシー・マデンが来日した時のこと。 ある管楽器奏者がタンギングをみてもらっていました。 この時、キャシーが提案したことは楽譜を見る際の目についてでした。 これはハ...
2018年11月5日
腱鞘炎・ばね指こんにちは!ハリ弟子です。 ツボを見直す研究ノート、今日は腱鞘炎・ばね指の治療に使うツボを整理しました。 今回も腕や手といった痛む現場のツボは除外しています。 肩甲間部 肺兪(はいゆ) 心兪(しんゆ) 膈兪(かくゆ) 他 肩甲間部の圧痛箇...