タグ別アーカイブ: 演奏
気分が落ちると骨格筋が終了する?
2018年7月20日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 はるか昔の小学生の頃、計算ドリルだったか漢字の書き取りだったかよく覚えていませんが大量の宿題が出たことがあります。 やらないと各方面から怒られます。 やりたくもないのに頑張ってこなしていたのですが、よほど嫌だったのでしょう。 &...
オーボエ奏者の指のしびれ
2018年7月17日
しびれこんにちは!ハリ弟子です。 2週間ほど前から右手の指にしびれ、腕が重く倦怠感がするといった症状が出始めたオーボエ奏者の方。 練習にもさしさわりがあるので整形外科と並行してbodytuneにもいらっしゃいました。 症状のお話しと病院で処方された...
声楽の方とのレッスン
2018年7月16日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 サッカーのワールドカップが終わってしまいました。 結果はフランス優勝、おめでとうございます! ハリ弟子はどちらかと言えば初優勝を目指すクロアチア寄りで観ていましたが、4対2で負けてしまいました。 点を...
息の圧・スピードについて考える
2018年7月13日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 管楽器の世界では息の圧とかスピードといった概念がよく出てきます。 ハリ弟子ももともとTubaを吹いていたのでなじみがなくもないのですが、実はあまりよく分かっておらず圧もスピードも同じような概念としてぼやっと考えていました。  ...
肩の関節は球面上ですべる
2018年7月11日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 コントラバスの弓にはジャーマンとフレンチの2種類あります。 先日ジャーマンからフレンチに弓を変えようと考えている方にアレクサンダー・テクニークのレッスンをしました。 持ち方が相当変わるので慣れるまではちょっと大変みたい...
肩甲骨下角ロックを解除するとコントラバスが弾きやすくなる
2018年7月7日
コントラバスこんにちは!ハリ弟子です。 肩甲骨は骨格的には腕の構造の一部なのに場所的には背中側にあって、関係する筋肉も背中側から多くついています。 腕は前の方で使いやすいようにできている、腕の骨は鎖骨からなど分かっちゃいるのですが、背中の筋肉は姿勢のコントロールに大きく関係し...
巻き肩、猫背と言われたら
2018年7月6日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 「姿勢が悪い」 「巻き肩だからいい音が出ない」 「猫背を直せばもっと息が長くなる」 と言われるのですがどうしたらいいですか?とのご相談を管楽器奏者の方からよく受けます。 これはめ...
息を止めた後の呼吸を観察
2018年7月5日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 管楽器奏者のブレスについてアレクサンダー・テクニークの先生がしばしば言及するのは自然な息の吸い方、吐き方です。 それを実感してもらうためにしばらく息を止めてからどんなふうに体が息を吸うか観察してもらうこともあります。 ...
ブレスする時の背骨の動きを考える
2018年7月4日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 医療の分野では脊椎の屈曲・伸展の動きと呼吸機能の関係についていろいろと研究されています。 呼吸機能に問題をかかえる患者さんに効果的なリハビリを提供する必要があるからです。 たとえばこんな論文がネット上で公開されていて誰...
本番が不安でしょうがない時に
2018年7月2日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 学内試験、コンクールに向けて練習中、という方から本番までが不安でしょうがないという相談をよく受けます。 不安というのはネガティブな感情のようにとらえられがちですが、建設的にうまく利用することもできます。 なぜなら不...
吹奏楽ポップス・ソロの攻略法
2018年6月30日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 以前アレクサンダー・テクニークのレッスンにいらしていたトランペットの方から吹奏楽でやるポップスのソロが吹きにくいとの相談を受けたことがありました。 歌のメロディを楽器の譜面に移すとすっきりしたメロディにならないことがよくあります。 &...
コントラバス左手の運指をもっと自由にしたい
2018年6月29日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 サッカー・ワールドカップ、昨夜の日本vsポーランドは後半途中から実に心臓に悪い展開でした。 まさかあんな大博打をするとはびっくりしました。 何はともあれ決勝トーナメントに進めて良かったです。 さて今日...
金管楽器で高音を吹くと歯が痛くなる現象について
2018年6月26日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 管楽器の方のアンブシュアのご相談にこたえるため、最近は顔の筋肉について勉強し直しています。 アンブシュアと言えば口輪筋(こうりんきん)ということで、その動きを何日か自分の顔で研究しました。 口輪筋は浅い層と深い層で...
呼吸しやすい姿勢、呼吸しづらい姿勢
2018年6月25日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 理学療法の分野で姿勢と呼吸の関係を論じた研究がありましたのでご紹介します。 管楽器のブレスにも参考になると思います。 市川 毅 他『立位姿勢の違いが呼吸筋活動、胸郭運動および呼吸機能に及ぼす影響』(臨床理学療法研究 巻...
扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け
2018年6月21日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 ハリ弟子のところにアレクサンダー・テクニークのレッスンに通ってくれている生徒さんに、初めて楽器を吹いた時から鼻抜けしていた人がいます。 病院での治療と並行してレッスンを続けていましたが、ようやく原因が分かりました。 扁...
腰を積極的に使うことで左手が楽になったコントラバス奏者
2018年6月20日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 アレクサンダー・テクニーク、アマチュアのコントラバスの方とのレッスンです。 移弦かつポジション・チェンジをともなう左手の指が難しいので何とかしたいとの望みでした。 試しに何度か弾いてもらうと、弾きながらネックがゆれ...
息は吐いたら自然に入ってくる?
2018年6月18日
体のしくみこんにちは!ハリ弟子です。 管楽器のブレスへのアドバイスで、「息は吐いたら自然に入ってくる」という言葉をよく聞きます。 要は自然な呼吸がやっていることを邪魔せず体がやるようにまかせましょうという趣旨だと思います。 ハリ弟子はなかなかそれを腑に落と...
フィリップ・スミスがディストニアの体験を話す
2018年6月16日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 フィリップ・スミスと言えばニューヨーク・フィルハーモニックの元首席トランペット奏者です。 素晴らしい演奏をします。 世界トップの1人です。 その彼が2013年の終わりにアンブシュア・ディストニアと診断...
ディストニアはどうして起こるのか
2018年6月15日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 音楽家のディストニアがなぜ起こるのかはっきりとは分かっていませんが、現在のところ、脳の機能との関係が有力視されています。 特に脳の周辺抑制と機能局在の重複です。 周辺抑制 脳細胞はとてもおしゃべりです。 放っておく...
ディストニアの治療法と再訓練
2018年6月14日
ディストニアこんにちは!ハリ弟子です。 『どうして弾けなくなるの? <音楽家のジストニア>の正しい知識のために』(音楽之友社)はスペインのディストニア専門医療機関「テラッサ芸術医学生理学研究所」の人たちが書いた音楽家のディストニアに関する専門書です。 この中で...