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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

音大卒トロンボーン奏者の鍼治療後の感想

" 管楽器奏者のアンブシュア不調 "

2021年2月4日

以前、アンブシュアの不調で施術を受けていただいたトロンボーン奏者の方からメッセージをいただきました。

 

『先日はありがとうございました。

 

治療後の新しい状態の口で帰ってからすぐ練習してみました。

 

先生の言われた通り、出力が10のうち2くらいの力で音が出るため、リップスラーやタンギングが遥かに楽になりました。

 

特にアンブシュアの右の端が「何もしなくても勝手におさまる」ということが今まで一度もなかったので、口に余計な意識を向けずに吹けています。

 

副産物的にですがペダルトーンのタンギングが出来るようになりました。

 

これは学生の頃から今後も恐らく出来ないと諦めていたテクニックなのでとても驚いています。

 

スケールなどは慣れてないので音は外れてしまいますがとりあえず気にせず練習しています。

 

今のところ感覚はまだ残っています。

 

やはり本番となると外したくない思いから昔の吹き方と行ったり来たりしていますが正解に近い状態がまだ思い出せるので時々ですがタンギングありでも意思通りに音を操れてくる場面が増えてきました。

 

2ヶ月後あたりにまだお邪魔させて頂こうと思いますので、移転先がわかりましたらまた教えてください。

 

長文失礼致しました。』

 

あまり知られていないのですが、1回の鍼治療で数年来悩まされてきたアンブシュア、タンギングの不調に光明が見えることがあります。

 

もちろん魔法のように鍼ですべてすっきり解決することではありませんが、ご本人がずっと独りで試行錯誤してきた改善の方向性が鍼でぐっと促進されるのだと考えています。

 

こういうことが広く知られれば、もっと多くの同じ症状に悩む方の力になれるのではということで、今回ブログへの掲載をご許可いただきました。

 

ありがとうございます。

 

ところでこの時はまだ練馬区の治療院で施術していて、この方には遠方から東京まで新幹線で、新幹線を降りてから江古田までプラス1時間ほどかけてお越しいただきました。

 

今は新幹線が停車する品川駅から徒歩8分。

 

だいぶ行きやすくなっておりますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

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