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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

金管楽器のペダル音域

" アレクサンダー・テクニーク "

2018年11月14日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

最近、金管楽器のアンブシュア・モーションを極めたくて、バジルさんのレッスンをよく見学してます。

 

その中で、へぇーと思うことがありました。

 

低音を出す時のアンブシュアです。

 

ハリ弟子も以前Tubaをやっていたから思うのですが、金管って音域によってアンブシュアを切り替えて吹きこなす人が多い、というかほとんどではないでしょうか。

 

ハリ弟子もTubaではチューニングB♭の上のDあたりから高音モードで、チューニングB♭のオクターブ下のB♭あたりから低音モード、さらに下のFあたりからは超低音モードって感じでした。

 

 

この低音モード、具体的に言うとアンブシュアをゆるめてちょっと顎を引くような、そんな動きです。

 

バジルさんのレッスンで低音のことをやってたのはホルンの方でしたが、言っていることがかつてハリ弟子がTubaの低音域で行き詰まっていた問題とまったく同じでした。

 

よくコントロールされたタンギングができないことです。

 

ハリ弟子はなんとかB♭管でペダルB♭まで出せたのですが、アンブシュアをゆるゆるにしてタンギングができず音量を上げようとすると鳴らないので、かろうじてボワーと鳴ってて使える感じではありませんでした。

延ばしでフォルテで吹けるのがEくらいまで、しっかりタンギングして刻んでしかもフォルテとなるとぎりぎりGくらいまでだったと思います。

 

けっこう熱心に頑張って練習してたのですが、いつまでもどうしても解決できなくて半ば素質だと思ってあきらめてました。

 

ところがバジルさんによると低音は高音を鳴らせるアンブシュアと一貫した形で開発していく必要があるとのこと。

 

時間はかかるけど、タンギングもしっかりできて強く吹くことも問題なくできるようになるそうです。

 

具体的にどこをどうするかは文字化すると誤解をまねきそうなので自粛します。

 

それに今、ハリ弟子はTubaを持っておらず、自分で試すこともできませんし。

 

1つ言えるのは、以前やってたやり方はとりあえず鳴らせるように口をゆるめていて、それがいけなかったのですね。

 

そういえば昔使ってた教本に「高音から低音まで同じアンブシュアで吹けるように練習しましょう」みたいなことが書いてあった気がします。

 

まったく同じでは無理ですが、同じ一貫性のあるルールに則ってくらいの意味なら、今なら分かるような気がします。

 

10年以上ずっと袋小路だった問題がいまさら解決の糸口が分かるという、、

 

金管の奏法って奥が深いです。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

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