一生忘れられない音階が聴けたレッスン
" アレクサンダー・テクニーク "
こんにちは!ハリ弟子です。
アンブシュア不調のクラリネット奏者とのアレクサンダー・テクニークのレッスン。
ハリ弟子とのレッスンの中で初めて音階を吹いてくれました。
なんの問題もなくて逆にびっくりしました。
なにしろアンブシュアが安定しなくて何か月も1つの音を出すことでレッスンしてきたのです。
左手の指だけでできるドの音で。
初めのころは音が鳴りませんでした。
レッスンと並行して鍼灸も試し、だんだんと鳴ったり鳴らなかったりをくり返して、一進一退、天候による湿度の変化や暑さ寒さの影響にも苦しまされ、本当に少しずつ取り戻してきました。
鍼灸は途中から効果が見えなくなったのでやめて、アレクサンダーだけにしてからも約2か月。
そのうちにアンブシュアの違和感が残りつつも音自体は安定して鳴るようになり、今度は欲しい音になるように音を磨く作業を続けました。
それもずっとドの音で。
今回は本人から「音階ができるようになってきました」と言ってくれて、それでやってもらったのが冒頭のシーンです。
これからも音階を聞くことはたくさんあるでしょうが、この音階を一生忘れることはないでしょう。
後からじわじわと来ているのですが、その場でもっとこの成果を祝っておけば良かったというのがハリ弟子の反省点です。
分かってたらケーキとか買っておいたんですが、、
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師