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ウィーンの歌劇場で聞いた謎の地響き

" 雑記 "

2018年1月27日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

もう何年も前のことになりますが、ウィーンに旅行で行ったことがあります。

 

目的はオペラ!ただそれだけ。

 

食事も宿も徹底的に節約して、毎晩オペラを観るお金を捻出する、そんな旅行でした。

シュテファン大聖堂だそうです(観ていません、、)

ウィーンの歌劇場は、3つか4つの演目をローテーションで上演します。

 

だから、毎晩行っても違う演目が観られるのです(ただし、4日目くらいには振り出しに戻る、、)。

 

有名な歌劇場に、シュターツ・オーパー(国立歌劇場)とフォルクス・オーパーの2つがあります。

シュターツオーパー(国立歌劇場)と赤い路面電車

前者はリヒャルト・シュトラウスとかヴェルディとかの大物オペラ、後者はレハールとかヨハン・シュトラウスとかのオペレッタ、時にサウンド・オブ・ミュージックみたいなほとんどミュージカルな演目も取り上げる、そんな棲み分けがなされているようです。

 

この2劇場とも、3つか4つの演目でローテーションしてます。

 

だから、1週間くらいの滞在であればオペラだけで毎晩違う演目が楽しめます、何ということでしょう!

 

音楽の都、恐るべし!

 

(間違いなく楽団員は激務と思われますが、、)

 

今日のお話は、フォルクス・オーパーに行った時のことです。

 

1度だけ奮発してピットのすぐそばの席を取りました。

 

ピットの中のオーケストラの様子をどうしても間近で見たかったのです。

 

演目はブリテンの「夏の夜の夢」でした。

 

コントラバスは2本で、冒頭から神話的な不思議な世界観をよく表現していました。

 

開演直前までの劇場のざわついた雰囲気を、たった2本でさっと一変してみせたのがすごく印象に残り、後にハリ弟子が楽器を変えるきっかけになりました。

 

ピッコロが舞台を凝視してて落ちました。

 

指揮者がしかめ面して、ピッコロが笑ってごまかしてます。

 

そんないろんなことがありながら、しかしお話しが進むに連れて、音楽に妙な違和感があることに気づきました。

 

地響きのようなバスドラムのロールが、少しずつクレッシェンドして、またおさまっていく。

 

ドロロロロロロロロロロロロ、、、

 

これを繰り返しているのです。

 

そんなに大きな音ではなく、マックスでもメゾピアノくらい。

 

でも、ある一定の間隔をもってずっと続いています。

 

無音~バスドラム~無音~バスドラム・・・

 

ずっとこれです。

 

音楽の流れ、お話の流れとは関係なく、バスドラムだけが一定のリズムを持っているかのようです。

 

ブリテンてけっこう現代の作曲家なのね、と思ってバスドラムを見ると、、

 

何もしていません!

 

もしかしてスネア?と思ってそっちを見ても、、

 

やはり、何もしていない!!

 

誰も何もしていないのに、謎のバスドラム音は最後までやむことはありませんでした。

 

結局、謎は謎のまま、舞台は終わり、拍手、カーテンコール、いや、いい公演でした。

で、ホテルに帰るのに路面電車を待っていた時のことです。

 

あの謎のバスドラム音が、今度はフォルティシモで響いてきました。

 

フォルクス・オーパーの建物のすぐそばを路面電車が走っています。

 

まさかの犯人はこれ?と思いながら、その電車に乗って帰りました。

 

東京では唯一、サンパール荒川ホールで路面電車がそばを通っていますが、、あんな音はしません。

 

ああいうゆるさ加減も含めて、ウィーンのいいところです。

 

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 雑記.
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