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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

腱鞘炎・ばね指のツボ

" 腱鞘炎・ばね指 "

2018年11月5日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

ツボを見直す研究ノート、今日は腱鞘炎・ばね指の治療に使うツボを整理しました。

 

今回も腕や手といった痛む現場のツボは除外しています。

 

肩甲間部

肺兪(はいゆ)

心兪(しんゆ)

膈兪(かくゆ)

他 肩甲間部の圧痛箇所

なんと背中の肩甲骨の間部分のみでした。

 

アレクサンダー・テクニークの視点からするとすごく分かるような気がします。

 

手を使う時に固めて動きを止めているところです。

 

腱鞘炎やばね指が手を動かす時の体の固めが原因だとすると、動作をみて肩甲間部以外で固めているところにもツボを探せるかも知れません。

 

たとえば鎖骨の下とか、肩周りとか、前鋸筋との関連で脇の肋骨の辺りとか。

 

また原因となる動作の見極めも重要そうです。

 

弦楽器、鍵盤楽器、木管のキー操作、パソコンにスマホなどなど。

どの動作でも肩甲間部は共通して固めやすいです。

 

固めにより指の動きに無理が生じていて、練習のし過ぎなどで限界を超えると腱鞘炎やばね指などはっきりした症状で表れる、そんな様子がうかがわれます。

 

肩甲間部の固めと肩こりは当然無縁ではありません。

 

そう考えると、肩こりを治せば腱鞘炎やばね指もなりにくくなる可能性がありますね。

 

肩こり、なかなかあなどれません。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 腱鞘炎・ばね指. タグ: , , , .
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