アンブシュア・ディストニアの金管奏者とのレッスン
2019年10月18日
管楽器奏者のアンブシュア不調数年前からアンブシュア・ディストニアに悩まされ、bodytuneで鍼灸とアレクサンダー・テクニークの並行セッションを受けている金管奏者の方。 特に低音域で症状が強く表れます。 「マウスピースを逆にくわえて息を入れるだけなら何ともないのに、楽器につけて吹くとどうして...
2019年10月18日
管楽器奏者のアンブシュア不調数年前からアンブシュア・ディストニアに悩まされ、bodytuneで鍼灸とアレクサンダー・テクニークの並行セッションを受けている金管奏者の方。 特に低音域で症状が強く表れます。 「マウスピースを逆にくわえて息を入れるだけなら何ともないのに、楽器につけて吹くとどうして...
2019年10月8日
管楽器奏者のアンブシュア不調続くときは続くもので、昨日、今日とアンブシュアにお悩みの方がいらっしゃいました。 昨日はトロンボーンの方。 お悩みの内容は長い音をのばすときのアンブシュアまわりの震えでした。 タンギングやアンブシュア関連の主訴に対して、最近、僕が試しているツボが...
2019年9月3日
ディストニア数年前からタンギングとアンブシュアの不調に陥ってしまったTuba奏者の方。 もっとも悪化した時は体が硬直して息が止まってしまい、完全に音が出せなくなりました。 病院ではフォーカル・ディストニア(疑い)と診断されたそうです。 今は音は出るもののタン...
2019年8月7日
アレクサンダー・テクニーク告知続きになりますが、9月21日(土)は埼玉県朝霞市のイベント「オトナの吹部文化祭」に出ます。 Body Chanceを卒業した仲間と在学中のみんなでブース出します。 アレクサンダー・テクニークをワンコイン(500円)で気軽に体験できるという、なかなかない...
2019年8月6日
アレクサンダー・テクニーク9月28日にヨガ・インストラクターでアレクサンダー・テクニーク教師でもあるかみさんの道子といっしょに音楽家向けワークショップ、第3弾をやります。 これまでの2日間が1日になりましたが、そのぶん内容はぎゅっと詰まってます。 今回は午前の部で「脊椎の3Dムーブメント」...
2019年7月10日
アレクサンダー・テクニーク頚椎と腰椎って似てると思いませんか? どちらもその生理的弯曲は前弯だし、ヘルニアが起こるのも頚椎と腰椎が多いです(胸椎ヘルニアもありますがかなりレアです)。 首肩こり、腰痛、などなど不調になりやすいのも頚椎、腰椎のあたりです。 そう思ってみると両...
2019年6月19日
アレクサンダー・テクニーク今日はヨガとアレクサンダー・テクニークをやる僕のかみさんの道子によるレッスンをご紹介します。 いらしたのはトロンボーン奏者の方。 「低音」と空間における上下がないまぜになった時、体には何が起こるか。 裏にある思考との関係も見つめるレッスンになった...
2019年6月6日
管楽器奏者のアンブシュア不調1年ほど前から唇まわりに違和感を持ち始めたTuba奏者の方。 特に吹きづらさを感じるのはチューニングB♭から上の第6倍音あたりまで、Tubaにとってはちょっと高い音域ですがすごく高いわけでもありません。 興味深いのはチューニングB♭より下の音域と第6倍音あたりより...
2019年5月24日
アレクサンダー・テクニーク『ランニングを極める』の著者マルコム・ボークから教えてもらったエクササイズ。 もしかしたら管楽器のブレスにもいいんじゃないかと思って先日生徒さんといっしょにやってみました。 まず骨盤の回転。 頭と胸(胸郭)は正面を向いたまま動...
2019年5月23日
管楽器奏者の鼻抜け管楽器奏者の鼻抜けに関して、以前より鼻咽腔閉鎖不全とそうではない状態の間にグレーゾーンがあって多くの鼻抜けに悩む奏者はこのグレーな部分に入るのではないかと書いてきました。 >>楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消 鼻咽腔閉鎖不全は外見上明らかな特徴...
2019年5月22日
アレクサンダー・テクニーク音楽家のアレクサンダー・テクニーク 2Days レッスン会(第2回)を6月末に開催します。 1日目は管楽器奏者向け、2日目は弦楽器奏者が対象です。 両日とも午前中は各楽器の演奏上のお悩みに体のプロである鍼灸師と動きのプロであるアレクサンダー・テクニーク教師の視点か...
2019年5月16日
腰痛今年はトランペットのオーディションがたくさんあるのだそうです。 そのせいか、このところオーディションに向けた体のメンテナンスでトランペット奏者の方が続きました。 興味深いことにわりと共通の症状があり、それは腰痛と呼吸のしづらさです。 我々日本人は...
2019年3月3日
アレクサンダー・テクニーク今日はアレクサンダー・テクニークの第3回江古田レッスン会でした。 クラリネットとユーフォニアムの仲良し2人組にご参加いただきました。 あまりにもなごやかな雰囲気の中、予定の2時間を30分ほどオーバー。 生徒さんの好奇心、吸収欲にできるだけこたえよ...
2019年3月1日
痛み今日は鍼灸症例をご紹介します。 遠方から出張で上京していたプロのチューバ奏者の方。 1週間ほど前から左手首が痛くなり、なかなか引かないので心配になっていらっしゃいました。 楽器はフロント・アクションなので、上げ下ろしで重さを支えるのが主に左手にな...
2019年2月26日
管楽器奏者の鼻抜け僕がこれまでに見てきた鼻抜けの方々はオーボエ、クラリネット、サックスといった木管リード楽器がメインです。 別に望んでそうなったというよりは、いらした方のお悩みに対応するうちにこうなったというのが実状でした。 最速は1回のレッスンで抜けない吹き方が身についた音楽科の...
2019年2月24日
管楽器奏者の鼻抜けボイス・トレーナーなど声や喉を専門とする人の間では、喉頭が後ろに引っ込むことで発声に悪影響があるとされているのを最近知りました。 この図を見ると分かるとおり、喉頭は首の前側にあります。 喉頭が後ろに下がるとそこには硬い頚椎があってそれ以上後ろに行くことはできな...
2019年2月13日
管楽器奏者の鼻抜け管楽器界隈ではよく「喉を開け」と言われます。 僕も以前チューバを吹いていた頃、言われました。 どういうのが喉を開くことなのかよく分かりませんでしたが、あまり疑問にも思わず、人にも聞きませんでした。 なので完全に自己流で喉を開けて吹くようにしていま...
2019年1月25日
ふるえ・ゆれ先日いらしたアマチュア・ホルン奏者の患者さん。 吹いている時にアンブシュアまわりがふるえることがお悩みでした。 「ふるえ」と表現されているものの中に震えの要素と揺れの要素があり、実際にはそのどちらかなのか、あるいは両方のミックスであることが考えられます。 &...
2019年1月22日
アレクサンダー・テクニークおととしの9月から10月にかけて「鼻抜けに取り組む」とのタイトルでたくさんの記事をブログにあげました。 それからさらに多くの鼻抜けに悩む管楽器奏者と向き合ってきて、だんだんと鼻抜けの方に共通する演奏姿勢について見えてきたものがあります。 ここ数日は、あえてその姿勢...
2019年1月11日
腰痛四條畷学園大学リハビリテーション学部による研究です。 ある高校吹奏楽部の部員にどんな症状を抱えているかアンケート調査した結果をまとめたものです。 すごいマンモス吹奏楽部のようで、部員数なんと160名。 全楽器の中できわだっていたのは、Tuba奏者...
2018年12月4日
アレクサンダー・テクニークこんにちは!ハリ弟子です。 最近、自分でも試していてそれなりに効果を感じる体の使い方があります。 それは、肩峰(けんぽう)を前、上の方向にあえて持っていくことです。 鎖骨と肩甲骨の出会うあたりを肩峰といいます。 ここを図のように前、上の方向...