タコ乗せ、その後
こんにちは!ハリ弟子です。
うちの電子レンジが新しくなりました。
前のが壊れて買い替えました。
今度のはハリ弟子の好きな赤です。
末永くよろしくお願いします。
さて、知り合いの作家、田中真知さんに触発されて始めたタコ乗せ。
ダイソーのタコは安定感があって、ただ乗せているだけなら意外と難しくありません。
だんだんと欲が出て、日常生活を乗せたままやってみたくなります。
乗せてパソコンは何なくクリア、乗せて歩くのも意外とすぐにできます。
乗せてアイロンがけ、、
意外と慎重にやらないとタコが頭の上でずれます。
目線を動かした時、動き自体は小さいですが、頭が高速で動いているようです。
動きの幅が小さいのでタコが落ちるまでは行きませんが、頭の上でタコが瞬間移動するのが分かります。
本当は動いているのは自分の頭で、タコはその場にいようとしているのですが、、
何回か繰り返すと、しまいにはタコが落ちます。
初めのうちは、目線を動かす際にタコに意識を向け直してからやるようにしていましたが、意識→忘れる→意識→忘れる、を何度もやっていると意識し直すのが面倒くさくなってきて、かと言って忘れてて落っこちたタコをひろうのも面倒です。
意識し続けた方が楽だという結論に至ります。
すると、たかがアイロンがけの動きなのに、途切れずにずっと流れ続けるような深遠な趣がただよってきます。
これはまるで太極拳!?
「老師よ、今、分かりました。」と老師なんか会ったこともないのに、勝手に極意を悟ったような気分になります。
あくまでも気分。
そして、アイロンがけ終了。
終わった後の首肩の疲労がいつもより軽い、というよりほとんど疲れてません。
アレクサンダー・テクニークをやっているので、意識を全身に向けてはいるのですが、瞬間的な動きで何が起こっているかは、一瞬で過ぎ去ってしまうだけに自分では気づきにくいものです。
そのような時こそ、タコは慣性の法則でその場にいようとするので、フィードバックをくれます。
しかも、その場でその瞬間に教えてくれるのです。
そういった瞬間的な首振り運動が意外と首肩に負担をかけていました。
頭の重さは5㎏ですから、考えてみればさもありなんですが、、
本人も気がつかないような、細かくて小さな速い頭の動きを知るためには、タコ乗せ、効果ありです!
ふと気づいたら、かみさんがダイソーでタコを大人買いしてました、、
どうすんだ、これ?
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師