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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

肩こり解消のレシピ

" 肩こり・首こり "

2018年1月22日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

今日はすごい雪が降っています。

 

江古田も真っ白です。

 

傘がやけに重いと思ったら、雪がてんこ盛りだったり、

 

電線に積もった雪が固まりで落ちて、いきなりドスンと来てびびったり、、

 

今夜の帰宅、明朝の外出は足元が確実に悪いのでお気をつけください。

 

さて、今日のお題の肩こり。

 

ハリ弟子は小学生の頃から肩こりでした。

肩がこるのは日本人の仕様だから仕方がない、とあきらめていましたが、アレクサンダー・テクニークを始めて5年、自分で肩こりを解消する方法が分かってきました。

 

と言っても、ハリ弟子の個人的なケースなので、万人に当てはまるかどうかは分かりません。

 

でも、今のところ案外うまく行っていて、再現性もあり確実に肩こりが消えてくれてます。

思い込みの逆をやる

目から鱗というか、今までの思い込みの逆をやってみました。

 

肩には腕がついています。

 

腕の重さってけっこうあるので、重力にまかせておくと下に引っ張られます。

 

以前は、肩こりの原因は肩の筋肉(僧帽筋とか肩甲挙筋とか、、)に無駄に力を入れて、腕を持ち上げてるからだと思っていました。

 

だから、力を抜いて腕はだらっとぶら下がってた方がいいに決まってる、これが今までの思い込みです。

 

ところがある時、寝ながら肩の力を抜こうとしていて気がつきました。

 

肩甲骨が上の方に上がろうとするのを、なぜか下に留めておきたがる筋肉がいる。

 

よく考えたら、寝てるんだから重力は関係なくて、肩甲骨が上がってもいいんじゃない?

 

肩甲骨の動きをなるがままにまかせてみました。

 

やってみたら肩がすごく楽です。

 

肩甲骨が筋肉の中に浮かんでいる感じがして、肋骨もはるかに自由になり、呼吸が各段に楽になりました。

肩甲骨上角(じょうかく)の方向性

寝ながらできたことを起きている時にもできたらいいと思って、いろいろ実験しました。

 

1つは、下に留めておきたがる筋肉の解除。

 

多分ですが、ハリ弟子の場合だと、前鋸筋や小胸筋といった肩甲骨と肋骨をつなぐ筋肉が無意識に働いている気がしました。

 

これらがオンになると、肩甲骨を肋骨に貼り付けておくような働きをします。

 

重力があるので、放っておいても肩甲骨は肋骨の上に乗っかっています。

 

それをさらに筋肉をオンにして貼り付けておく必要はないのですが、その「感じ」を重力による自然なものと混同していたようです。

 

2つ目は、これらの筋肉を解除しながら、寝ていた時に起こった肩甲骨の動きを立った状態でやってみることです。

 

ハリ弟子の場合は、肩甲骨の上角(じょうかく)を動きの先端にして、ここが肋骨の上をすべって前へ上に来るように動かすとうまく行きました。

こうすると首が楽になり、寝ていた時と同じように肋骨が自由になって呼吸も楽になります。

 

今、この文章を書くために小1時間ほどパソコンに向かっています。

 

肩こり度、マックスが10としたら7~8くらいでしょうか。

 

でも、大丈夫です。

 

このレシピのとおりに肩甲骨を動かせばきっと解消できます。

 

今なら、どんな手強い肩こりが来ても、負ける気がしません。

 

ただし、自分の場合だけですが(笑)

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 肩こり・首こり. タグ: , , .
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