動いたら消えてた背中の痛み
こんにちは!ハリ弟子です。
時々、背中の肩甲骨のすぐ下辺りが痛くなります。
先日は左肩甲骨の下のところが痛くて、寝返りなど気をつけないとビリっとくるので余計体を動かさないように固まってしまいました。
でもその日はアマオケの練習でコントラバスを弾かなければならず、ちょっと嫌だなと思いつつも行ったわけです。
曲が始まってしまうと痛いのは気にしてられないのでとにかく弾くことに没頭します。
練習が終わってしばらくしてから気づきました。
あれ?痛くない、、
コントラバスは左も右もとにかく肩甲骨を動かさないと弾けないので、よく動かしたのが良かったのでしょうか。
鍼灸の古典に「不通即痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。
流れないとすぐにそこが痛くなるという意味です。
アレクサンダー・テクニークではよく「固めがあると体はうまく作用しない」と言います。
知らず知らずに肩甲骨が動かないように固めていたのかも知れません。
固めると流れない、流れないと痛い。
逆に考えると、動かすと流れる、流れると痛くなくなる。
先ほどの古典には「通即不痛(つうそくふつう)」という対の句があります。
流れれば痛まないという意味です。
そういえばこのところ急に冷え込んで縮こまり気味な上に新しいメルマガの立ち上げでパソコンに向かい合う時間がいつもより多くなっていました。
運動の要素ゼロですね。
ハリ弟子の肩甲骨の下の痛みは運動不足が原因だったようです。
健康のためにももうちょっと体を動かそうと思いました。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師