咳をしずめるツボ
" 東洋医学 "
こんにちは!ハリ弟子です。
1週間ほど前にひいた風邪、もうほとんど治ってますが昨日あたりから咳の症状がひどくなってきました。
痰が大量に出るタイプではなくどっちかというと空咳です。
痰はいるにはいるのですが、量が少なくてまとめるのに時間かかってるようで、それでムズムズ感だけがするのでしょう。
咳してると周りからはすごく心配されますが、実際には熱もないし痛いところもないし元気いっぱいです。
あ、一応、エチケットとしてマスクだけはしてます。
またしょうこりもなく鍼で効くツボを試してみました。
首の後ろの第7頚椎と第1胸椎の間で、真ん中よりわずか外側に定喘(ていぜん)というツボがあります。
これはどの経絡にも所属していない奇穴で咳に効く特効穴的なツボです。
もう1つ、先日ご紹介した五行穴(ごぎょうけつ)のうち経穴(けいけつ)が咳に効くという古典鍼灸の理論がありました。
あまり深く考えず、咳→肺ということで肺経の経穴に該当する経渠(けいきょ)を使います。
先日使った太淵(たいえん)と同じ手首付近ですが、太淵よりも少し肘に近いです。
この2つのツボにパイオネックスを貼りました。
これで咳がどう変わっていくか。
しばらく貼ってみてのお楽しみです。
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師