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音楽家の悩みを解決するブログ " 体のしくみ "

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ツボ=体のフォーマット仮説

2020年3月30日

フロッピーディスクを覚えているでしょうか?   昔のパソコンはこれにデータを保存していました。   これ、買ってきたそのままでは使えなかったんですよ。   最初にパソコンに入れる時にフォーマットという作業が必要でした。   フォーマットが何...

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しっくりくる感じの正体

2019年7月12日

今日、フェイスブックの友人がシェアしたのを見て興味ひかれたのがこれ。   「一次体性感覚野が、運動についての事前情報を受け取っていることを発見」   手を動かす時、動かした手の感覚を脳の感覚をつかさどる部分(感覚野)が感じますがこれは当たり前です。   実は...

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体幹下部の筋配列に思う

2018年12月29日

こんにちは!ハリ弟子です。   数年前に熊本水賴(みなより)先生の拮抗二関節筋による出力方向制御モデルに触れて以来、体幹のバランス制御にこれを活かせるのかどうか考えてきました。   熊本先生のモデルは腕と脚に関してのみ適用されていて、単関節筋と二関節筋を組み合わせた3対6...

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動けるようになると心が整う?

2018年11月16日

こんにちは!ハリ弟子です。   最近こんな本を読んでいます。 普通は心で思ったとおりに体が動くと考えますが、この本では逆に体が動いた結果あと追いで心がそれに対応した感情を持つと考えています。   一般にはなかなか受け入れられがたい発想ですが、経験的にはそういうことっ...

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脊椎の生理的弯曲を考え直してみる

2018年10月11日

こんにちは!ハリ弟子です。   ここに人間の脊椎(背骨)があります。 上から順に赤が頚椎(けいつい)、青が胸椎(きょうつい)、黄色が腰椎(ようつい)、緑が仙椎(せんつい)、紫が尾椎(びつい)です。   医療系の学校では頚椎と腰椎は前弯(前側=お腹側にふくらんでいるこ...

楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消の詳細へ

楽器を始めた当初からの鼻抜けが手術で解消

2018年10月9日

こんにちは!ハリ弟子です。   以前、扁桃腺の形、大きさが原因で楽器を始めた当初から鼻抜けが起こっていたクラリネット奏者の話をご紹介しました。   >>扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け   あらためて簡単に説明すると、通常は軟...

観察日記(頚椎のカーブ)の詳細へ

観察日記(頚椎のカーブ)

2018年10月10日

こんにちは!ハリ弟子です。   最近、MRI画像の動画でいろんな人の頚椎(けいつい)、要は首の骨の動きを見比べています。   下の図のC1からC7までを頚椎と言います。   MRI画像を見ているとこの図のような教科書的弯曲(前弯)の人もいれば逆の人もいた...

弦楽器奏者(ヴァイオリンなど)の動きの効率性の詳細へ

弦楽器奏者(ヴァイオリンなど)の動きの効率性

2018年7月29日

こんにちは!ハリ弟子です。   今日は弦楽器演奏の効率的な動きを考えてみたいと思います。   動きの先端とターゲットまでの最短距離を結ぶような動きを効率的と見なすとして、これを弦楽器に当てはめてみます。   何度も書くようにこれが絶対ではありません。 &n...

管楽器奏者の動きの効率性の詳細へ

管楽器奏者の動きの効率性

2018年7月28日

こんにちは!ハリ弟子です。   前回の続きです。   仮に動きの先端とターゲットまでの最短距離を結ぶような動きを効率的と見なすとして、これを管楽器演奏に当てはめたらどうなるのか考えてみます。   動きの先端がターゲットまでの最短距離を結ぶような動きを効率的と...

動きの効率性の詳細へ

動きの効率性

2018年7月26日

こんにちは!ハリ弟子です。   昨日は筋肉を動力源としてではなくテンション発生装置とする見方と、それが働きやすくなるための頭の重要性について書きました。   頭といえばアレクサンダー・テクニークです。   アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けると、1つ...

テンション維持機構としての筋骨格モデルの詳細へ

テンション維持機構としての筋骨格モデル

2018年7月25日

こんにちは!ハリ弟子です。   昨日ご紹介した実験動画(>>第1回 二関節筋とは)では簡単な模型で単関節筋だけの時と二関節筋も含めた三対六筋の組み合わせがそろった時を比較しています。   6:55あたりからです。   これを見ると分かるように単関...

筋肉の協調制御モデルの詳細へ

筋肉の協調制御モデル

2018年7月24日

こんにちは!ハリ弟子です。   昨日は手首が最短距離で肩関節に近づく時、使われる筋肉は肘の屈曲単関節筋である上腕筋だけが作用する話でした。   これを発見したのは熊本水頼(くまもと みなより)京都大学名誉教授でした。   東京オリンピックのカヌー選手の腕...

ツインレバーステアリングに見た夢の詳細へ

ツインレバーステアリングに見た夢

2018年7月23日

こんにちは!ハリ弟子です。   今から10年近く前、ホンダがツインレバーステアリング(TLS)というシステムをF1のマシンに載せたことがありました。   実物の写真がこちらの記事の下の方で見られます。   ステアリングは丸じゃなくていい!ヨーク、それともステ...

気分が落ちると骨格筋が終了する?の詳細へ

気分が落ちると骨格筋が終了する?

2018年7月20日

こんにちは!ハリ弟子です。 はるか昔の小学生の頃、計算ドリルだったか漢字の書き取りだったかよく覚えていませんが大量の宿題が出たことがあります。   やらないと各方面から怒られます。   やりたくもないのに頑張ってこなしていたのですが、よほど嫌だったのでしょう。 &...

金管楽器で高音を吹くと歯が痛くなる現象についての詳細へ

金管楽器で高音を吹くと歯が痛くなる現象について

2018年6月26日

こんにちは!ハリ弟子です。   管楽器の方のアンブシュアのご相談にこたえるため、最近は顔の筋肉について勉強し直しています。   アンブシュアと言えば口輪筋(こうりんきん)ということで、その動きを何日か自分の顔で研究しました。   口輪筋は浅い層と深い層で...

呼吸しやすい姿勢、呼吸しづらい姿勢の詳細へ

呼吸しやすい姿勢、呼吸しづらい姿勢

2018年6月25日

こんにちは!ハリ弟子です。   理学療法の分野で姿勢と呼吸の関係を論じた研究がありましたのでご紹介します。   管楽器のブレスにも参考になると思います。   市川 毅 他『立位姿勢の違いが呼吸筋活動、胸郭運動および呼吸機能に及ぼす影響』(臨床理学療法研究 巻...

扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜けの詳細へ

扁桃腺(へんとうせん)で起きていた管楽器奏者の鼻抜け

2018年6月21日

こんにちは!ハリ弟子です。   ハリ弟子のところにアレクサンダー・テクニークのレッスンに通ってくれている生徒さんに、初めて楽器を吹いた時から鼻抜けしていた人がいます。   病院での治療と並行してレッスンを続けていましたが、ようやく原因が分かりました。   扁...

息は吐いたら自然に入ってくる?の詳細へ

息は吐いたら自然に入ってくる?

2018年6月18日

こんにちは!ハリ弟子です。   管楽器のブレスへのアドバイスで、「息は吐いたら自然に入ってくる」という言葉をよく聞きます。   要は自然な呼吸がやっていることを邪魔せず体がやるようにまかせましょうという趣旨だと思います。   ハリ弟子はなかなかそれを腑に落と...

音楽家とオーバートレーニング症候群の詳細へ

音楽家とオーバートレーニング症候群

2018年5月29日

こんにちは!ハリ弟子です。   スポーツの世界では、オーバートレーニング症候群という言葉があります。   何となく、練習のし過ぎによる慢性疲労、くらいのイメージしか持っていませんでしたが、れっきとした「病気」だそうです。   不勉強でした。 &nb...

ディストニアの研究論文の詳細へ

ディストニアの研究論文

2018年5月22日

こんにちは!ハリ弟子です。   ディストニアのピアニストとそうでないピアニストで、脳の運動皮質の働きを比較した研究がありましたのでご紹介します。   Aberrant cortical excitability reflects the loss of hand dext...

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横隔膜、縮むと下がるのなぜ?

2018年4月22日

こんにちは!ハリ弟子です。   「横隔膜は筋肉です。筋肉は縮むのが仕事です。縮むと横隔膜が下がって、肺に空気が入ります。」   ハリ弟子はこんなふうに説明されて、それで納得してきました。   しかし、先日、縮むのと下がるのがどうしても結びつかないという質問を...

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