演奏や発声のお悩みをご相談ください プロアマは問いません
bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

音楽家の悩みを解決するブログ " 管楽器奏者のアンブシュア不調 "

ある頚椎とアンブシュア不調の関係の詳細へ

ある頚椎とアンブシュア不調の関係

2021年6月29日

遠方にお住まいのトロンボーン奏者の方がいらっしゃいました。初回が半年くらい前で今回は2回目。症状はアンブシュアの不調で吹いているとけいれんしたり息が漏れたりし、音が鳴らなくなるというもの。   施術前に吹いていただくと、半年空いたわりには改善した状態が保たれていました。前回の施術で吹奏...

金管楽器奏者のアンブシュア不調と側頭筋・咬筋の緊張の詳細へ

金管楽器奏者のアンブシュア不調と側頭筋・咬筋の緊張

2021年5月8日

金管楽器奏者のアンブシュア不調でしばしば見られる症状に、中音域から低音にかけて音が鳴らないということがあります。人によっては高音域では何も問題なくスルスルと吹けたりします。ところが中音域から下になると別人のように音が当たらないのです。   大方のケースで第3倍音(C管ならG、B♭管なら...

金管楽器奏者のアンブシュアの調整を考えるの詳細へ

金管楽器奏者のアンブシュアの調整を考える

2021年2月13日

金管楽器奏者のアンブシュア不調で、いったん音が鳴ってから消えてしまうケースと、最初から音が鳴らないことで悩まれるケースがあります。   結局どちらも音が出ないので問題としては同じものととらえがちですが、この2つは別のメカニズムによるのかも知れないと思うことがありましたので考察と報告です...

音大卒トロンボーン奏者の鍼治療後の感想の詳細へ

音大卒トロンボーン奏者の鍼治療後の感想

2021年2月4日

以前、アンブシュアの不調で施術を受けていただいたトロンボーン奏者の方からメッセージをいただきました。   『先日はありがとうございました。   治療後の新しい状態の口で帰ってからすぐ練習してみました。   先生の言われた通り、出力が10のうち2くらいの力で音...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(3)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(3)

2020年11月3日

管楽器で音を鳴らすために絶対に必要なもの、それは息です。   アンブシュアをどれだけ固く閉じても、舌をどれだけ強く突いても、そこに息の流れがなかったら音は鳴りません。   アンブシュアや舌でやるべき仕事は息の量、強さ、速さ(どのように表現するのであれ)とのバランスで決まり...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(2)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(2)

2020年10月31日

口まわり(アンブシュア)や舌という問題発生個所以外で見るべきところは胴体です。   アンブシュアに関しては特に脊椎の動きを調整する必要があります。   そのためには金管楽器の奏法(アンブシュアモーション)理解が役立ちます。   なのでアンブシュアモーションに...

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(1)の詳細へ

金管楽器のアンブシュア、タンギング不調の調整方法(1)

2020年10月29日

管楽器奏者のアンブシュアやタンギング不調をどう調整するかはなかなか難しい問題です。   アンブシュアに関わる表情筋は皮筋であるため骨格を動かす筋肉と比べてとらえどころがないですし、また舌のように顔面頭蓋の内側にある筋肉は実際になにが起こっているのか観察困難だからです。   ...

鍼とアンブシュア・モーションを組み合わせて金管奏者の不調脱却をはかるの詳細へ

鍼とアンブシュア・モーションを組み合わせて金管奏者の不調脱却をはかる

2020年9月2日

金管楽器のアンブシュア不調(ゆれ、ふるえ、息漏れなど)に付随して比較的多く見られることに、マウスピースと顔の相対的位置関係が変化しないことがあります。   高音域、中音域、低音域どこを吹いても楽器と顔が一定の角度、位置関係を保ったまま動かないように見えるのです(これと裏腹に口元や頬には...

アンブシュア不調から回復したクラリネット奏者の話の詳細へ

アンブシュア不調から回復したクラリネット奏者の話

2020年8月11日

数年前にアンブシュア不調でご相談いただいたクラリネット奏者の方とひさしぶりにお会いしました。   当時は吹こうとすると顎に意図せざる力が入り、リードをかみ過ぎて音が鳴らなくなるような症状でした。   幸い、今はそういうことはなくなっています。   どういった...

座奏時の股関節とアンブシュアの意外な関係の詳細へ

座奏時の股関節とアンブシュアの意外な関係

2020年5月30日

今日はこちらの症例について少し解説を。   特に「施術と経過」6回目のところに書いた「骨盤と大腿骨の関係性」について。       このとき気づいたのは要するに股関節の動きでした。   たとえば上をあおぎ見るように上半身を反らすと股関節は伸...

あの2日後ぐらいから馴染んできて、揺れが減りました…!の詳細へ

あの2日後ぐらいから馴染んできて、揺れが減りました…!

2020年3月15日

以前アンブシュアの不調でいらしたトロンボーン奏者の方から素敵なメールをいただきました。   ~~~~~(ここから)~~~~~ こんばんは! 〇月〇日に針打っていただきました、トロンボーンのものです。 じっくり丁寧にありがとうございました!   あの2日後ぐらいから馴...

アンブシュア・ディストニアの金管奏者とのレッスンの詳細へ

アンブシュア・ディストニアの金管奏者とのレッスン

2019年10月18日

数年前からアンブシュア・ディストニアに悩まされ、bodytuneで鍼灸とアレクサンダー・テクニークの並行セッションを受けている金管奏者の方。   特に低音域で症状が強く表れます。   「マウスピースを逆にくわえて息を入れるだけなら何ともないのに、楽器につけて吹くとどうして...

手のツボとアンブシュアの不調の詳細へ

手のツボとアンブシュアの不調

2019年10月8日

続くときは続くもので、昨日、今日とアンブシュアにお悩みの方がいらっしゃいました。   昨日はトロンボーンの方。   お悩みの内容は長い音をのばすときのアンブシュアまわりの震えでした。   タンギングやアンブシュア関連の主訴に対して、最近、僕が試しているツボが...

Tuba奏者のアンブシュア不調の詳細へ

Tuba奏者のアンブシュア不調

2019年6月6日

1年ほど前から唇まわりに違和感を持ち始めたTuba奏者の方。   特に吹きづらさを感じるのはチューニングB♭から上の第6倍音あたりまで、Tubaにとってはちょっと高い音域ですがすごく高いわけでもありません。   興味深いのはチューニングB♭より下の音域と第6倍音あたりより...

  • ブログトップ
    ブログ

    音楽家の悩みを解決するブログ

  • ブログカレンダー
    2024年11月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • ブログカテゴリー
  • ブログアーカイブ
  • 最近の投稿
Twitter