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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

中学校吹奏楽部におじゃまして来ました

" アレクサンダー・テクニーク "

2017年12月11日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

週末は某中学校吹奏楽部におじゃまして来ました。

 

 

アレクサンダー・テクニークの実習レッスンで、グループ形式の初回でした。

 

ハリ弟子の通うBody Chanceでは、実際にレッスンする経験を一定程度積んで、最終面談にパスしないと卒業できません。

 

グループ形式のレッスンもその一環です。

 

今回はご縁あって、顧問の先生や普段からその学校に指導に行かれている講師の先生のご協力を得て、ハリ弟子のために時間をいただきました。

 

考えてみたら、中学校というところは自分の母校も含め、卒業してから一度も行ったことがありません。

 

今時の中学生とどう向き合ったらいいか、行くまではあれこれと考えてしまいましたが、みんなとてもいい子たちで杞憂でした。

 

グループ・レッスンは、1コマ90分。

 

前半は、ゲーム形式でアレクサンダーの原理を簡単に体験できる時間、後半は、生徒さん1人1人の楽器演奏で何か困っているところを見ていきました。

 

ゲーム形式は、2人1組になって、前の人が顔を左右に向ける役、後ろの人は前の人の頭を軽く優しく指でポンポン触ってあげる役で、自分1人で顔を左右に向けるのと頭をポンポン触れてもらいながら向けるのとでどちらがやりやすいか比べるものです。

 

事前にバジルさんのブログからパクらせていただきました。

 

正直、こんな子供だましが通用するかいな?と思っていたのですが、どういうわけか子供たちがやるとあからさまに違いが出ます。

 

もちろん、頭を触れてもらいながらの方が、動きが良くなるのです。

 

生徒たちも素直に驚いてくれてましたが、多分、ハリ弟子の方がもっとびっくりしてました、顔には出しませんが。

 

後半は、1人1人のお悩みにつきあう形で、アレクサンダーの原理を使うとどうなるか、実験感覚でいろいろ試していきます。

 

頭の意識だけで変わってしまう子、股関節から上の胴体を含めることで音が良くなる子、肩の動きをちょっと見直すだけで息がたくさん使えるようになる子、、

 

少しのことで同級生の音が変わっていく様子は、見ている子たちにとっても面白かったようです。

 

また、見ている子たちの反応で、吹いている子も本当に自分が変わったことを認識できて、良いフィードバックになります。

 

自分には「できない」「難しい」から、自分にも「できた」「やれそう」「楽しい!」に変わっていくきっかけくらいにでもなればハリ弟子としては上出来以上です。

 

子供はスポンジ、とはよく言ったものです。

 

思考の柔軟性、学習能力の高さには本当に感心しました。

 

そして、こんな良い機会をいただいた学校に感謝です。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: アレクサンダー・テクニーク. タグ: , .
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