舞台袖でできる緊張対策ヨガ~思うことから始まる~
おとといに続いてヨガ・インストラクターでアレクサンダー・テクニーク教師の道子さんのブログから。
舞台袖の出待ちの時間が嫌いな人、けっこう多いのではないでしょうか。
緊張するし、やることないし、、
そんなときどう考えたらいいか、何をしたら抜け出せるか、実際のレッスン動画も交えてご紹介します。
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大舞台の舞台袖で「出番を待っているときに、
手持無沙汰で緊張する」
そんな経験はありませんか?
なんとなく手持ち無沙汰で、
今からやることと
自分の体がつながっていないとき、
ますます緊張してくるものです。
そんなときは、自分が「今」ではなく、
「失敗したらどうしよう」「うまくできるかしら?」
と未来にこころをはせていたり
「どうしよう、もっと練習すればよかった」
「以前みたいにできるかしら?」
と過去にこころがあることが多いものです。
実は、そんなときこそ、うろうろしがちな心を
今やりたいと思っていること、現実、そこまでの道のりも大事に
これからやることに思いと行動を戻していく、
そんな「こころと身体のウームアップ」が役立ちます。
先日の「音楽家のための1day講座~舞台袖でできる緊張対策ヨガ~」では、
まずヨガの前に、「思うこと」について提案させてもらいました。
その様子がこちら:
・今いる場所を足から確認
・歩きながら、現場確認
・手先足先に微細な動きを広げていく
・時間、身体の今日の調子の動きをただ味わう
・自分が好きな誰かのために、これから演奏することを思う。
実際に声をうたう方にレッスンで提案させていただきました。
呼吸と共に、今やりたいことと動いていくと、
だいぶこころが落ちついてきたようです。
講座では、さらにそれぞれの人たちの演奏に役立つヨガと
動き方についても色んな提案をさせてもらいました。
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こんな音楽家向けのレッスン会、年内最後の開催が11月2日にあります。
みなさんのお越しを待ってます!
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師