トロンボーンの低音と目の使い方
" アレクサンダー・テクニーク "
今日はヨガとアレクサンダー・テクニークをやる僕のかみさんの道子によるレッスンをご紹介します。
いらしたのはトロンボーン奏者の方。
「低音」と空間における上下がないまぜになった時、体には何が起こるか。
裏にある思考との関係も見つめるレッスンになったようです。
*****************************
トロンボーンを演奏される方から「低音が出しにくい」ということについて、
レッスンで相談を受けました。
体の使いかたを見ていく時に、興味深かったのは、
音が下がる時に、目線が下がること、
さらには首のあたりを縮めたり、
股関節を固めることが連動していたことです。
それが、結果として、呼吸と吹く動きの邪魔をしているようでした。
「低い音でも、響くのは上」と思って、目で観客を見るようにして
吹いてもらったところ、
音が低くても、高らかに響きました^_^。
音楽は、思考と動き。
観客を見ることの恐れ、大丈夫かな?と思う恐れ、
その考え方と目の使い方、それが股関節の使い方が連動していたのは見ていてとても興味深い
レッスンでした。
まだまだ動きと思考について
レッスンを重ねて行くと、楽しいことが起こりそうです。
*****************************
元記事のブログはこちら。
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師