長時間の移動とリハなのに不思議とあまり疲れません
僕のアレクサンダー・テクニークのレッスンを定期的に受けてくれているコントラバス奏者の澤井さんから突然メッセージをいただきました。
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お世話になっています澤井です。
昨日の夜中帰ってきたのですが、青森の大間という所(本州最北端)で本番でした。
公民館の様なところで、バス椅子もなく立ちでの室内楽編成の本番でした。
高校以来の立奏での本番だったのですが、モンキーを意識して足首、膝を柔らかく、かつ地面と両足がしっかり繋がっていて、全身のバランスを保つように頭の位置を意識してみたところ、疲れもなく、楽に効率良く演奏できました!
今まではだいぶ不安定な足の位置や頭の位置だったとつくづく感じました。
もしかして、このモンキーの感覚で、バス椅子もちょっと使う(お尻を乗せる)感覚で弾くといいのかもと思いました。
前日からのリハ〜本番で、かなりの立奏と、15時にホールを出てバス〜新幹線で家に着いたのは昨晩0時だったのですが、不思議とあまり疲れてないです。
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大間といえばマグロが有名!
うらやましいですね(笑)
モンキーというのはアレクサンダー・テクニークを使った立ち方の練習法のようなもので、足首、膝、股関節のどこも固めず動ける状態でバランスよく立つものです。
うまくできると急にぶつけられて体勢が崩れても脚でうまくさばけて転びにくいですし、長時間立ったり歩いたりしても疲れにくくなります。
武道の体の取り方にも通じるような話かと思います。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師