「演奏に役立つヨガポーズ」を教えてもらいました!
うちのスタジオに来ていただいた方には分かりますが、僕がアレクサンダー・テクニークのレッスンをする部屋は僕のかみさんの道子がヨガ・レッスンする部屋と同じです。
その道子が4月に大阪で開催したワークショップ「ヨガから学ぶバテない呼吸の秘訣」。
主催でサックス奏者の泉山民衣さんからうれしい感想をいただきました。
こちらでもシェアしたいと思います。
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【私の演奏に役立つヨガポーズを、教えてもらいました!
~サクソフォーン奏者の民衣さんより~】
道子さんは、いつも身体全身に神経を行き届かせてしなやかに動かれています。
ヨガをされアレクサンダー・テクニークも指導されるそんな道子さんから、
自分の演奏(身体の使い方)に役立つヨガを学びたい!
と思い、「是非、大阪で!!」と、頼んで来ていただきました。
16名の参加者の方とともに学びの場が設けられ大満足!
さらに私の楽器演奏に効果的なヨガを2つも教えてもらえました。
腕も脚も使った脊椎のひねりのポーズ
・四つん這いでネコのように腕や脊椎をしなやかに動いていく
(ネコの独特なしなやかな動き、肩甲骨や脊椎の動きを思い浮かべてみる。)
生活する中でなかなかすることのない、
全身を使ったひねりのポーズはなんとも気持ちが良いです。
部分から全体へ、体を目覚めさせる準備体操
・頭のてっぺんから回して、首、肋骨、腕、骨盤、脚と徐々に動く。
・自分の呼吸のスピードに合わせて動いて良い
・呼吸時の肋骨の動きとともに腕を動かす。
・目の動きで頭の動きをリードしながら、
頭から足先まで全体をつかって呼吸をしていく
すると、動きの可能性が広がるような体験が得られ、
身体が軽くなった感覚がありました(°▽°)
演奏をしていると、
・音を鳴らす
・うまく、カッコよく演奏する
などに直結して目指すことだけに頭が行きがちです。
『どうやって、音を生み出すこの身体でそれを実現させるのか?』
が不明瞭になってしまうことも多いのですが、
この講座では「呼吸」と体の動きをテーマに、
ヨガの視点、異なる視点から演奏に役立つことを学ぶことができました。
ヨガ・・・サンスクリット語で「繋がり」という意味らしいです。
ネット検索したら出てきました(≖ᴗ≖๑)
繋がり。
この言葉が私的に大好きです。
更に、
「心と体、魂が繋がっている状態のことを表し、
呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、
心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るもの」
と、ありました。
呼吸
姿勢
緊張
は、かなり演奏に直結します。
呼吸に興味・関心ある方、総合的に学びたい方におすすめです!
「身体が固いから…」という方も、自分の身体の可能性が広がる体験をすること間違いなしです。
今後、私も学んだことを活かして、
「痛みや違和感なく、理想の演奏を得たい、
パフォーマンスできるようになりたい」方のために、
この術をシェアする機会を設けていきたいと思います。
楽器の演奏ってまっすぐ前を向いて左右対称に腕を使ってできるものは実は1つもないんじゃないかと思います。
でもなぜかまっすぐであるべき!と無意識に思ってることってあります。
ぶっちゃけそれでも演奏はできます。
できるんですが、息が苦しいときにもうひと声伸びるともっと良くなるのに、とかこの運指何年たっても速くなると苦手なままだわ、といった場合は本来持っている動きのリソースがどこか使えていないことが多いです。
例えば「脊椎のひねり」なんて動きは楽器の練習だけ根詰めてやってるときは案外気がつかないものなんですね。
ヨガでは人間の動きのあらゆる可能性がすでに探求されつくしているので、音楽家がヨガをやるメリットはそんなところにあるように思います。
せっかく同じ場所を使っているので、ときどきこうしてかみさんのヨガも紹介していこうと思います。
元記事はこちらのかみさんのブログで読めます。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師