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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

弦楽器奏者に役立つ動きのリソース(下肢)

" アレクサンダー・テクニーク "

2019年2月20日

弦楽器奏者に役立つ動きのリソース、今日は下肢(かし)です。

 

下肢=股関節から下の足のことです。

 

チェロやコントラバスのように楽器を立てて重さを自分にあずけながら弾く楽器では、足の使い方ひとつで弾きやすさが変わってきます。

 

楽器自体の重さプラス左手の押弦や右手の弓、弦を介した力が常に自分の方にかかるのです。

 

これを上半身だけで支えようとしてもよろけます。

 

楽器から自分にかかる力に見合うだけの力を自分から楽器にはたらきかける必要があります。

 

この時に足使うようにすると、上半身は演奏に必要な動作(押弦や運弓)に専念しやすくなります。

 

弾いている弦、ダイナミクス、弓のどこを使っているかで刻々と力のかかり方は変わるので、弾きやすい位置に足の位置を変えてもいいのではないでしょうか。

 

ただ、ボウイングの真っ最中に変えると音に影響が出やすいので動かすタイミングには要注意ですが。

 

座奏でも足の位置を変えるとやりやすさが変わるので、いろいろ試してみるといいです。

 

足が見やすい弦楽器奏者ということで、今日は動画を探すのに苦労しましたがこれはピカいち!

 

曲想に応じた股関節、膝、足首の使い方がまあ見事です。

 

こんなふうに弾いてみたいです。

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

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