年明け初めのトラックパッド(1)
こんにちは!ハリ弟子です。
昨日はBodyChanceで年明け初のアレクサンダー・テクニーク(AT)レッスンでした。
BodyChanceでATの先生資格を取るには3つの段階をとおる必要があります。最初の第1段階ではATを自分で使えるようになること、第2段階では先生の指導下でATを教えることが主眼になります。最後の第3段階になると、先生の指導なしで一人でATを教えます。教えた人数など、経験がある一定量を越えると晴れて卒業です。
ハリ弟子は今、第2段階にいます。1回のレッスンで1回は教えるところを見てもらうようにしています。
教えるのを見てもらうためには、その場にいる生徒の中から生徒役を募るところから始まります。はりきゅう学校で言うと、生徒同士で治療の練習をするのに似ていますが、だれと組になるか、あらかじめ分かりません。完全に出たとこ勝負です。誰も生徒役を買って出てくれないこともあります。
昨日は幸い、生徒役を買ってくれる人がいました。お題はトラックパッドです。
僕は知らなかったですが、マックのPCでは今やマウスを使わないんですね。トラックパッド上の指の操作だけであらゆることができる?みたいです(これ合ってる?)。
なんだかすごく便利そうでしたが、コピペの範囲指定のときなど指をつけたままぐぐっと広げる必要があり、長時間作業すると肘が痛くなったり首が固まったりするんだと、、、
僕には未知の操作で、あの板の上で指を広げるのと、パッドがそれを認識して、モニターで反映するのに何が必要なのか、ある程度圧がいるのか?ちょっとでも離れたらだめなのか??起点は動いちゃだめなのか???要するにさっぱり分かりませんでした。
ただ、首から肩、肩から肘、肘から手首といったラインの動きが固いなというのは見てとれたので、そこの動きをもっとゆるっと?したいなという思いがありました。
鍼なら多分、大椎(だいつい:第7頸椎と第1胸椎棘突起の間)に1本入れて様子を見ます。これで痛みとかしびれが改善すればOKです。しかしATでは、痛む動作の真っ最中に動きの改善プランを提案する必要があります。安静の状態で痛みが消えて良しというのはちょっと違います。
なかなか妙手が思い浮かびません。
さあ、どうする?ハリ弟子、ピンチです!
(つづく)
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師
コメントを残す