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bodytune(ボディチューン)音楽家のための鍼灸

2016年ふりかえり

" 雑記 "

2016年12月31日

こんにちは!ハリ弟子です。

 

2016年大晦日、家の大掃除が終わり、ようやくブログに向かう時間ができました。今年は2月に国家試験、3月は鍼灸学校卒業、8月には開業とあわただしく過ぎていきました。

 

特に開業してからの実臨床で学んだことはとても大きな財産になっています。学校出たてで経験ゼロにも関わらず、お越しいただいたお客さまみなさまにはどれだけ感謝してもしきれるものではありません。

 

毎回、1人1人違うお客さまの悩みに全力で向き合ってきました。あらかじめ症状の話などいただいていれば、直前までそれについて勉強して準備しました。その上で、実際にお目にかかった時に準備したこととまったく違う方法をとったことも一度や二度ではありません。毎回やることが変わっていきました。

 

本当はもう少し安定して治療の流れがいつも一定という方がいいのかも知れません。鍼灸学校の実技でやったら絶対に落とされることでしょう。でも今は、施術はライブだと思っています。いただいた時間の中でもっと良くなる可能性があればぎりぎりまで挑戦しています。

 

今の自分の実力で最大限を引き出すには、そのくらい学びの角度が急な方がいいと思うからです。そうすれば、次の施術ではより高いところからさらに高いところを目指すことができます。

 

そのようなわけで、開業当初のやり方と今とではまったくといっていいほどアプローチが変わってきました。当初よくやっていたマッサージ的な手技は今はほとんどやりません。

 

代わりにアレクサンダー・テクニークで言うテーブル・ワークのように関節のスムーズな動きを提案するような手技をしています。選ぶツボも督脈(とくみゃく)、つまり脊椎をよく使うようになりました。これからももっともっと変わっていくでしょう。今はその変化をポジティブにとらえたいと思います。

 

お客さまのお悩みに真剣に向き合う姿勢はずっと変わらずに、より良くなるための変化は恐れずに挑戦し続ける、そのような治療院であり続けます。

 

soba

 

さてそろそろ、そばがゆで上がったようです。これから年越しそばをいただきます。

みなさま、良いお年をお迎えください!

この記事を書いた人

2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。

2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。

はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師

 

カテゴリー: 雑記.
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