アレクサンダー・テクニーク教師養成修行(第1段階)
こんにちは!ハリ弟子です。
アレクサンダー・テクニーク教師養成修行を振り返る2日目です。
2013年の1月頃まで、学校の様子などを実際の授業におじゃまして見学させてもらい、4月から正式に入学しました。
唯一の誤算?は一緒に見学に行ったかみさん(ヨガ・インストラクター)がえらく気に入ってしまい、一足先に入学してしまったことです。
入学するのみならず、アレクサンダー・テクニークをヨガに応用するためのプロジェクトを進めるため、Body Chanceで仕事まで始めてしまいました。
Body Chanceの教師養成コースは3段階に分かれています。
第1段階は、自分でアレクサンダー・テクニークを使えるようになるのが目標、第2段階は、先生に見てもらいながらアレクサンダー・テクニークを教え始め、第3段階は、実習生レッスンという形で一般向けに教え始めます。
第1段階は、Body Thinking(体のしくみ)、Thinking Body(思考のプロセス)、Teaching Method(教えるための基礎、ただし第1段階なのでまだ実際には教えません)の3科目に分かれていて、それぞれ2年分、同時履修なら2年、全部バラバラに進めると6年かかります。
ハリ弟子の場合、第1段階に4年かけました。
もともと鍼灸学校との二足のわらじで始めたので、全部同時に進められなかったのです。
それでも途中から時間を作れるようになり、2科目同時に進めることで少しは短縮しました。
自分でアレクサンダー・テクニークを使えるようになるのが第1段階の目標です。
そのために各自、見てもらいたい具体的な動作を考えて行きます。
ハリ弟子はもっぱらコントラバスか、鍼灸、マッサージか、もしくは人のレッスンを観察していました。
この「観る」というのが意外とバカになりません。
アレクサンダー・テクニークとは関係ないところで、コントラバスの楽器のレッスンを受けたり、鍼灸の研修会に参加した際、講師の動きを見て吸収できることが格段に増えました。
鳴かず飛ばずでなかなかうまくならなかったことが、ある時を境に急にうまくなります。
と言っても、自分でそう実感できたのは3年目の後半くらいだったように思います。
だいぶ遅いですね。
でも、実感するしないが問題ではなくて、そういう感じがないまま最後まで行って立派にアレクサンダー・テクニークを教えてる人もいるし、早々に実感して後で迷路にはまる人もいます。
この辺りは人それぞれのようです。
そんな第1段階を過ごして、2016年12月から第2段階に突入です。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師