喉の不調にステロイド注射!?
" 東洋医学 "
こんにちは!ハリ弟子です。
今日は、お昼休みに江古田音楽祭で知り合った役者兼声優の方とお話してきました。
ひょんなことから声が枯れた時の治療法の話になり、声の職業の人たちの間では最後の手段的に喉にステロイド注射する方法があると聞いてびっくりしました。
明日本番なので何とかしたい!といったせっぱつまった状況では仕方がないのでしょうが、これを処方する医師も倫理観のぎりぎりのところで判断しているのではないでしょうか。
普段からの予防・メンテナンスを、と言ってもプロの方であればやってないわけがないし、メンテナンスとして鍼灸やアレクサンダー・テクニークを利用いただくにもやはりお金がかかります。
また、そこにお金をかける余裕のある方が限られるといった業界の厳しい現実もあることと思います。
「治未病(いまだ病まざるを治す)」という言葉をかっこよく掲げる治療院は全国に山のようにありますが、我々がいただいている料金のことを考えると、これが実際には難しいのも無理からぬところでしょう。
かと言って、治療院も経営がありますので、保険診療並みにしたらやっていけません(保険診療は3割負担なので、本当の治療費自体は同程度以上にかかっているのですが)。
こうしたいという理想・ビジョンと、現状、そして自分にできること、いろいろと考えてしまいました。
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師