むくみを取り去るツボ(1)
" 東洋医学 "
こんにちは!ハリ弟子です。
今日ご紹介するのはうちのかみさんにした鍼の症例です。
このところのお天気と立ちっぱなしの仕事のせいか、足とお腹がむくみ気味。
そこで足の三陰交(さんいんこう)、地機(ちき)、陰陵泉(いんりょうせん)というツボとお腹に何か所か鍼をしました。
ある程度時間をおいて抜いたらスッキリ。
特に右足には何日か前に転んでできた青あざがあったのですが、かなり小さくなって驚きました。
ただちょっと効き過ぎたせいか、その後2時間くらいこんこんと眠ってしまいました。
家だからいいものの治療院だったら患者さんが帰宅するのがしんどくなるレベルかも知れません。
鍼をすると生体の反応として体内のいろんな物質をまわし始めます。
気を張って固めることで留めていたものが緩むことで動き出すのです。
その中にはこれまでの仕事や生活でたまった疲労物質もあるのでしょう。
だから固めることで当座を乗り切るのもある意味で体の選択だったりします。
施術後にだるくなったり、急な眠気におそわれたりするのはそんなからくりがあるのではないかと考えています。
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師