新しい鍼が入りました
こんにちは!ハリ弟子です。
今日は新しく入れた鍼をご紹介します。
セイリンという会社のパイオネックスという置き鍼です。
早速試してみました。
どこにあるか分かりづらいですね。
矢印をつけてみました。
肌と同じ色のばんそうこうのようなシールになっていて、真ん中に小さな鍼が仕込んであります。
最初の写真の左から、長さ1.2mm、0.6mm、0.3mmの3種あります。
0.6mmと0.3mmは前から使っていて、慢性の肩こりや花粉症など、鍼灸で良くなってもすぐまた症状が戻ってしまう方向けに、効果が長続きするように貼っています。
今回、1.2mmを初めて仕入れましたが、長い分だけ刺激が強めなのでしょう。
コリが強い方とか体の大きな方向けにと思って、試しに入れてみましたが実際はどうなのでしょうか?
今、自分に貼って様子を見ています。
こちらは銀の鍼。
普段、ステンレスの鍼を使ってますが、柔らかさにおいて銀にはかないません。
銀の鍼は、はだかのまま束になって紙の包で売られるのが普通です。
ただ、それだと使用前に1本1本アルコール消毒しなければならず、忙しい臨床には不向きです。
その点、こちらの製品は1本ずつ個包装されていて、しかも滅菌消毒済なので便利です。
早速、試し打ち。
こんなふうに良くしなるのが銀の鍼の特徴です。
とても柔らかいので、ステンレスの鍼に比べて扱いが難しいですが、使いこなせば鍼の刺激をより繊細なレベルで調節できます。
道具も凝りだすといろいろきりがありません。
しばらくは今の道具を使って最大の効果を上げられるよう、技術の向上に努めます。
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師