コントラバスが鳴らない時は
こんにちは!ハリ弟子です。
ハリ弟子の所属するアマオケの本番が近づいてきました。
いつもこの時期にオペラをやっています。
歌合わせとなると普段の練習会場では小さいので大きめの箱で練習します。
そうするとよく言われるのがこれです。
「コントラバスもっと鳴らして!」
こう言われても力んだら絶対負け、というのがベース弾きの間の共通認識です。
かえって鳴らない上に体を痛めます。
それ以前に今回は当初、人繰りの関係でフルオケにコントラバス1本でリハーサルでした。
そもそも圧倒的に不利な状況、これも頭に入れた上で、それでもppのコントラバスだけの頭打ちが届かないようなので、考えました。
4番線のピチカートの位置をより下げて、弦の弓で弾くところも意図的にコマ寄りにします。
それがしやすいようにエンドピンを伸ばして楽器自体を少し高めにしたり、、
途中から人数がそろったので、頭数問題なのかどうか、あらためて気をつけて弾いてみます。
それでもやっぱり音域によってはもっと欲しいみたいです。
困りましたね、、
ということで弦を新品に張り替えました。
とりあえず自分で聞く分には全然鳴るようになってびっくりです。
元の弦もそんなに古くはなかったですが、メーカーを出てからお店にどのくらい置いてあったかとか、新品で買っててもいろいろあるのかも知れません。
個体差とか相性もあるようで、新品で張って1か月もたずに芯線が切れたこともあります。
自分の音は慣れてしまってて変化に気づきにくい分、第三者の耳は参考になりますね。
また、ナットと駒の弦がはまる溝のところにろうそくのロウを塗ると良いと聞いたのでやってみました。
さらに今回はいつも3番線に付けているウルフ・キラーも外してどうなるか実験です。
フラジオ使う場面が一切ないので徹底して鳴りを追求してみます。
これでだめだったら、、腕ですね(泣)
出るのはこちらのオペラです。
あと2回ほど通し稽古して1週間後には本番です!
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師