耳鳴りのツボ(2)
" 耳鳴り・難聴 "
こんにちは!ハリ弟子です。
東京は今日、雪が降っています。バスや電車の待ち時間は冷えます。暖かくしてお出かけください。
さて、先日行った耳鳴り治療の勉強会のつづきです。講師の先生が耳鳴りの模擬患者さんを治すツボとして翳風(えいふう)を選んだところから。
まず、翳風の場所。耳たぶをひっくり返した裏で頭蓋骨の固い骨から柔らかい肉に変わったところです。ちょっと前にずれると下あごの骨に当たります。その少し後ろにくぼんだところがあれば、それが翳風です。
翳風は三焦経(さんしょうけい)という経絡のツボです。三焦経は水分の代謝と関係が深いと考えられており、耳の中のリンパ液の状態が聞こえ方に影響するとなれば、当然、この経絡上のツボを選ぶわけです。
また、三焦経は昔、別の名前で呼ばれていました。昔過ぎてはっきりしませんが、二千二百年くらい前の文書ではずばり耳脈と書かれているそうです。それだけ古くから耳の病気に効くことが分かっていたのでしょう。
さて、耳について勉強した翌日、さっそくハリ弟子に翳風をつかう機会が訪れました。それも自分に!
また長くなってしまったので、続きは次回!
(つづく)
この記事を書いた人
2016年、東京都練馬区の江古田にて音楽家専門の鍼灸治療院を始める。
2021年、東京都品川区の鍼灸院「はりきゅうルーム カポス」に移籍。音楽家専門の鍼灸を開拓し続ける。
はり師|きゅう師|アレクサンダー・テクニーク教師
カテゴリー: 耳鳴り・難聴.
トラックバック URL : | トラックバック(0)
コメントを残す