左薬指・小指の急性のしびれ
来院者
女性 30代
期間
2017年9月
症状
前日に、床に拡げた紙に書く作業を3時間ほどしていた。
長時間、左手で体を支えて下向きの姿勢でいたせいか、左薬指と小指にしびれが出た。
もともと慢性的に肩こりがある。
施術と経過
首から肩背部、腰部にかけて強い張りがあり、また、膝から下の外側面も強く張っていた。
長時間下向きの姿勢で作業したことで、頚椎から胸椎にかけてこり固まってしまい、この固めがあるために腕の力が抜け切らない状態になっていると考えられた。
まず、肩周りから腕にかけての力みを抜くために、アレクサンダー・テクニークのテーブル・ワーク的な手技を行う。
それでも取れない首から肩背部のコリについて、頚椎から胸椎にかけての動きを良くすることで改善できると考えて、対応するツボにアプローチした。
結果として、左手のしびれも消失した。
使用したツボ
C7夾脊