マッサージ師の腰痛
来院者
男性 30代 マッサージ師
期間
2017年4月
症状
毎日、仕事で長時間マッサージをしている。
最近は疲労がたまりやすく、以前からもっている腰痛や肩こりが取れなくなってきた。
施術と経過
腰の筋肉が強く張っていて、足の内くるぶしの前下あたりも硬く張っていた。
疲れがたまっていることから、全身の代謝をよくして疲労物質も早く抜けるよう、伝統的な鍼灸の証にしたがうツボを使った。
あわせて、特に足について、アレクサンダー・テクニークのテーブル・ワーク的な手技を用いて、関節のところの力みが抜けるように動かしてリラックスしてもらった。
腰痛の原因は、足から来ていることが多い。
多くは、足の筋肉の力みが取れないままに歩いたりすることで、上半身が無理な体勢となり、腰痛となって表れる。
施術中に眠りに落ちてしまうくらいリラックスして、足の力も抜けた。
もともと少しきつめであった腰椎の前弯が、施術後はやわらいで、腰痛も軽くなった。
使用したツボ
復溜、尺沢、太渓、肺兪、腎兪、T1夾脊