歩くと背中に衝撃が当たって痛い
症状
別の症状で継続来院中の方。このところ歩くたびに背骨の中間くらいの高さに着地の衝撃が当たって痛い。何もしていない時も同じ部位の内奥がこり固まっている感じがしてにぶい痛みと違和感がある。
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来院者
男性
50 代
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期間
2020年5月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
脊柱の際を触れて確認すると上部胸椎の右側にコリがあった。胸椎と骨盤は歩く動きの中で互いにバランスを取り合う関係にある。そこで臀部を確認すると仙腸関節周辺に特徴的な硬結を認めた。そこに鍼をすると背中のコリが全体的にゆるんだ。さらに残っていたコリを解消するために脊椎のツボに鍼をした。すると背中の内奥の「こり固まっていたものがふっとゆるんで」にぶい痛みと違和感は消失した。
使用したツボ
まとめ
歩行は頭、脊椎、骨盤のそれぞれが互いにバランスを取りながらおこなう動きである。動きと痛む場所、コリの関係を読み解くことで少ない鍼で効果をあげることができた。